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被災地支援を行った本学学生のインタビュー記事が新聞に掲載されました。

2011年09月21日

東日本大震災の復興支援を目的とした「被災地ボランティア日帰りツアー」に参加した本学学生のインタビュー記事が次のとおり平成23年9月20日付け「新潟日報 上越かわらばん」に掲載されました。

新潟日報社上越支社提供・平成23年9月20日付け「新潟日報 上越かわらばん」掲載記事

震災半年 爪痕まざまざ

上越市の上越教育大学は東日本大震災被災地の復興を支援しようと,JTB関東法人営業上越支店の協力で8,9月の2回,学生らボランティアを仙台市若林区に派遣し,延べ86人ががれき撤去に汗を流した。教職を目指す学生に被災地はどう映ったのか,4人に座談会形式で語ってもらった。

被災地支援 派遣の上教大生語る

4人は大学院1年の宮脇広哉さん(24)と山本理衣さん(22),学部4年の宮沢宏樹さん(21)と近藤詩織さん(21)。司会は本誌記者が務めた。

  • 学生へのインタビューの様子
    被災地でのボランティア体験を振り返る(右から)宮脇広哉さん,山本理衣さん,宮沢宏樹さん,近藤詩織さん=15日,上越市の上越教育大学
    「新潟日報社上越支社提供」
農地だった場所でがれきを撤去したということですが。

近藤さん大きながれきは重機で撤去された後で片づいていた。半年間,多くの人の努力があってこの状態になったと感じた。雑誌の切れ端や木片,ボールペン,空き缶など小さな物を土のう袋に拾い集めた。

宮脇さん作業中に人の骨が出てきて,警察や鑑識医が確認していた。まだそんな状態。つらい思いをされた方のため,できることをしなければと使命を感じながら作業した。

山本さん予定していた25アールのうち半分しか作業を終えられなかった。がれきを拾う作業を同じ所で3回繰り返し,ようやく耕せるようになり,震災前の姿を取り戻す苦労を実感した。復興にはまだまだ時間がかかる。

作業後,津波被害の大きかった海岸沿いにも行かれました。

宮沢さん3階まで水に漬かった荒浜小学校を尋ねた。教師の判断で体育館から4階に避難し,児童が助かった学校。体育館はぼろぼろだった。もし体育館にいたらと思うと,命を預かる教師の責任の重さをあらためて感じた。

復興には何が必要だと感じましたか。

近藤さんがれきの撤去活動をしているNPO法人の話では,シャベルなど必要な道具が足りないそうだ。被災者だけでなく,復興のために頑張っている民間団体への支援も大切だと思う。

宮沢さん現地が求めているのは人の力。多くの人に現地に行ってほしい。日本全体で支援を差し伸べることが必要ではないか。

宮脇さん特に若い力。一人一人が傍観者にならず行動してほしい。

山本さんNPOでかれきの撤去をしているのは,私たちと同じ学生。学校がない日や授業終了後は毎日,作業している。私も頑張らなければ。

皆さんは教員を目指しています。この体験をどう生かしますか。

宮脇さん災害は日本中,どこで起こってもおかしくない。子どもたちを保護し,命を守らなければならない学校での被害は一番悲しい。地図を活用して避難場所を周知するなど,防災教育に力を入れたい。

山本さん復興に向かって一人一人が頑張っている姿を目の当たりにした。お互いに協力し合って頑張れる,そんな人を育てたい。

宮沢さん現場では恐怖や悲しみを感じた。震災後に生まれた子どもたちにこの体験を話し,感受性に訴えかけたい。

近藤さん被害の現状や頑張っていた人のことを子どもたちに伝える。困っている人を見て,すぐに行動に移すのは難しい。普段から相手を思い,手を差し伸べようという気持ちを育みたい。

学生らのボランティアの様子

土の中から小さながれきを取り除くボランティアの上教大生ら=仙台市若林区


このページは上越教育大学/広報室が管理しています。(最終更新:2011年09月21日)

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