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大学紹介

新学長からのメッセージ(平成29年4月)

上越教育大学+川崎+直哉学長

上越の春は独特な香りがします。上越に限らず雪国は皆そうだと思いますが,雪解けの水が土に溶け込み,そこから新たな植物の芽生えがある。それらが合わさって独特な春の香りになると思っています。

さて,平成29年4月から上越教育大学の第八代学長の任に就くこととなりました。現在,大学を取り巻く環境は,大変厳しいものがあり身の引き締まる思いでおります。教育界を中心に社会に貢献できる活力のある大学を目指し誠心誠意努力していく所存です。

上越教育大学は,教育者としての使命感と人間愛に支えられた優れた教育者の養成と,現職教員が教育専門職としての高度な能力を修得するための大学です。これは,創立以来不変の本学の使命で,これまで学部卒業生約6,100名,大学院修了生約7,500名を輩出してきました。

本学が位置する上越市は,地理的にも海と山に近く自然環境が素晴らしく,春は桜,夏は新緑,秋は紅葉,冬は雪景色と四季の移ろいが鮮やかなところです。2年ほど前,北陸新幹線も繋がり最寄りに上越妙高駅が設置され,関東圏・関西圏とのアクセスがかなり良くなりました。また,上越市は歴史・文化遺産が豊富で,古くから教育熱心な文教の地として知られています。そのような環境のもと,本学は教育委員会をはじめ地域の皆様のご協力もいただきながら教員養成大学のリーダー的存在として実績をあげて参りました。本学の歴史は,まだ40年に満たないほどで長くはありませんが,教育界に大きな足跡を残していることは自他共に認めるところです。


道徳教育の特別教科化や小学校における外国語活動や外国語科の導入,更には情報活用能力(プログラミング教育を含む)のための学習活動の充実など,学習指導要領改訂に関わって教育現場の先生方も対応すべき事柄が増えそうです。社会的にもICT(情報通信技術)やAI(人工知能)などで日々進歩が見られ,そのような中で将来活躍するであろう現在の子供たちを導くためには,教師に求められる力量は並大抵なものではありません。教師自身も学び続ける力が必要とされ,そのためには自身が学ぶ意欲と子供たちを思いやる心を持つことが欠かせません。本学で学ぶ皆さんが,日々,自覚して努力すると同時に,精神的にも豊かな,人間としてバランスの取れた教師になっていただきたいと願っています。

本学ではそのような教師の教育・養成機関として,カリキュラムの充実をはじめ,学ぶために必要な多くの環境を準備して,教員養成にあたっています。日本や世界の将来を見据えた学校教育の在り方を理論と実践の両面から創造してゆくべく,今後も研究活動を推進し,常に教員養成大学のリーダーとして認知されるよう努力して参ります。

春の暖かな日差しをあびて,雪の下からのぞく芽が花を咲かせるように,上越教育大学はすべての学生を大切にし,個性を生かし,着実に日本の教育の原動力になる人材を養成してゆきます。上越教育大学に期待していただきますようお願い申し上げます。

平成29年4月吉日
学長 川崎 直哉


このページは上越教育大学/広報課が管理しています。(最終更新:2017年04月18日)

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