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大学紹介

学び続ける教員を目指して(平成29年7月)

 夏の日差しと暑さを強く感じる季節になりました。学習指導要領が改訂され,例えば小学校は平成32年度から,中学校は平成33年度から実施とのことです。詳しくは文部科学省のホームページなどをご覧いただければ良いと思いますが「学習指導要領改訂のポイント」では,まず「未来社会を切り拓くための資質・能力を一層確実に育成」があげられています。未来社会については国内の研究所も,10~20年後には国内労働人口の49%にあたる職業について,AI(人工知能)やロボットで代替される可能性が高いという推計を発表するなど,内外の研究機関等が今の子供たちが日本を支える年代になったときには想像もできないような社会になっていることを示唆しています。

 そのような社会を切り拓くために,実践すべき事柄としてあげられているキーワードだけ見ても,教科等横断的な学習,主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング),理数教育,伝統や文化に関する教育,道徳教育,体験活動,外国語教育,情報活用能力(プログラミング教育を含む)など学びの質に関する内容や,障害に応じた指導,学級経営や生徒指導など多くの事柄があげられています。しかし最も重要な学校現場での具体的な実践については,それぞれ現場の教員に任せられています。いくらAIやロボットが進化しても,人間を相手にしている「教育という活動」では,教員は永遠に大きな役割を担い続けることでしょう。そのためには教員は常に自分で思考しながら学び続ける必要があります。本学に在籍する間に多くのことを学び,学校現場でも学び続けることができる教員となっていただくことを期待しています。

 最後に,上越(高田)が生んだ児童文学者小川未明の詩「雲の如く高く,くものごとくかがやき,雲のごとくとらわれず」のように,学校教育に関して高い理想を掲げ,輝くような教員を目指して,自由な雰囲気の本学キャンパスで学ばれることを願います。

学長 川崎直哉

学長

この記事は,「JUEN 上越教育大学学園だより 第37号」PDFファイル[6425KB]に掲載したものです。


このページは上越教育大学/広報課が管理しています。(最終更新:2017年08月01日)

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