平成28年度 学校教育研究科案内
22/84

212015年度担当教員と研究・教育の領域,主要著書,論文,作品等 発達心理学を担当。乳幼児期の運動(歩行)発達を,生態学的アプローチの観点から研究している。さらに育児メディアを媒介とした 養育者,保育者,子どものコミュニケーションの様態について検討している。1.コースの概要: 人生の重要な一時期をなす幼児期から児童期とはどのような特徴をもつのでしょうか。この段階における教育がとりわけ大切だとされるのはなぜでしょうか。また,どのような教育の在り方が望ましいのでしょうか。本コースは,このような問題意識から出発する教育研究を,幼稚園・保育所・小学校及び家庭の教育等との関連に留意しつつ総合的に進めています。幼児教育学・幼児心理学・保育内容の研究を専門とする教員が連携しながら研究・教育の充実に努めています。幼稚園・小学校の現職教員や保育所の保育士はもちろんのこと,学部新卒者など幼児教育に強い関心をもつ人々に門戸は広く開かれています。2.受験資格: 4年制大学卒業の場合, 出身学部にかかわりなく教員免許がなくても受験可能です。2年制大学卒業の場合では,幼/小/中/高いずれかの教諭一種免許状があれば4年制大学卒業者と同様に受験資格があります。また,2年制大学出身者で一種免許状がない場合でも, 教育実務歴等について「個別の入学資格審査」を受けることによって受験資格が認められることがあります。3.修了後の資格及び進路: 幼稚園あるいは小学校教諭一種免許をすでにお持ちの方は, 修了時に専修免許を取得することが可能です。修了後の進路の多くは, 勤務園・校に戻る, 新たに幼稚園・小学校教諭になるなどです。このほかに, 特別支援学校・保育専門学校・短期大学・大学の教員,大学院博士課程への進学や民間企業への就職のケースもありました。4.附属幼稚園との連携: 同一キャンパス内に附属幼稚園が設置されていることにより, 大学院における幼児教育研究がより実践に密着したものになっています。授業や教員・院生個別の研究活動において, 日常的な附属幼稚園との交流が可能であり, 教育・研究両面にわたって成果を上げています。〈コース長〉 杉浦 英樹Tel:025-521-3349 E-mail:sugiura (ドメイン名等は5ページ参照)電子メール:氏名の横のアルファベット表記 @ juen.ac.jp幼児教育コース 保育内容の研究「環境」を担当。主な研究領域は,乳幼児の心身の発達と生活環境との関係で, 特に数量概念の形成過程と環境の関係について追究する。さらに幼児の自発的な遊びと人的・物的な環境条件等との関係の解明を試みている。教 授 丸山 良平(まるやま りょうへい) 025-521-3347 yohei ※2講 師 白神 敬介(しらが けいすけ) 025-521-3366 shiraga 幼児教育学を担当。総合的な指導をめぐる問題意識から幼児・児童のプロジェクト学習の研究を行う。わが国における幼小の接続・連携史を綴りながら,幼年期カリキュラムに焦点をあて合衆国からのプロジェクト学習の受容や展開の過程について問題史的に追究している。教 授 杉浦 英樹(すぎうら ひでき) 025-521-3349 sugiura

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です