平成28年度 学校教育研究科案内
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31社会系コース2015年度担当教員と研究・教育の領域,主要著書,論文,作品等 社会科教育学,社会科に関する人文科学,社会科学,自然科学の諸領域について総合的・専門的な研究・教育を行う。この目的を達成するために, ①社会の歴史的変遷の跡をたどること,②社会構造を明らかにすること, ③地域認識を深めること, ④これらの成果を教育実践に有機的に関連づけること,以上の諸点を重視する。これらの観点を踏まえつつ,本コースの院生は各分野における専門的研究や学際的研究を行っている。本コースにおける研究・教育の成果は,学校現場にとどまらず,社会に広く役立つことが期待される。〈コース長〉 茨木 智志Tel:025-521-3326 E-mail:ibaraki(ドメイン名等は5ページ参照)電子メール:氏名の横のアルファベット表記 @ juen.ac.jp教 授 浅倉 有子(あさくら ゆうこ) 025-521-3334 asakura教 授 山縣 耕太郎(やまがた こうたろう) 025-521-3331 kotaro教 授 茨木 智志(いばらき さとし) 025-521-3326 ibaraki准教授 畔上 直樹(あぜがみ なおき) 025-521-3329 naoki教 授 志村  喬(しむら たかし) 025-521-3339 shimura准教授 小島 伸之(こじま のぶゆき) 025-521-3332 kojima教 授 下里 俊行(しもさと としゆき) 025-521-3336 simosato准教授 橋本 暁子(はしもと あきこ) 025-521-3315 akiko教 授 松田 愼也(まつだ しんや) 025-521-3330 matsuda ※2 日本史担当。近世を中心に中世末から幕末・維新期までの総合的な把握をめざす。北方史,幕藩体制史,女性史を主な研究領域とする。主要著書:『北方史と近世社会』(清文堂出版),他 世界史担当。近現代を中心としたユーラシア(アジアとヨーロッパ)の歴史。とくにロシア史。共著として『歴史表象としての東アジア』(清文堂),『越境する歴史教育』(教育史料出版会),『集いのかたち』(柏書房),『角川世界史辞典』など。また思想史にも取り組んでいる。共著『プラトンとロシア』(北大スラブ研究センター) 宗教学担当。専門は仏教学,特に原始仏教及び南方上座部仏教教理学。上越教育大学赴任後は,上越が親鸞に縁のある土地であることから『歎異抄』の研究も行い,また近世の真宗寺院の研究も行っている。著書『ダンマパダ 心とはどういうものか』(日本放送出版協会),共訳『ジャータカ全集』巻4・6(春秋社)等。 日本史を担当。地域社会史という立場から,20世紀前半の時期を中心に,近代と現代をつなぐ時期の問題をとりあげ,近現代日本史像のとらえなおしを試みている。著書:『「村の鎮守」と戦前日本』(単著,有志舎)他。 社会科教育学を担当。特に歴史的分野の実践的・理論的研究。近代以降の日本の自国史教育・世界史教育の歴史研究,東アジア諸国を対象とする歴史教育の比較研究などを主な研究領域としている。「成立期における高校社会科「世界史」の特徴に関する一考察」『社会科研究』72,2010年,共著Toward a History Beyond Borders, Harvard University Press, 2012,など。 法律学を担当。憲法・日本近代法史・宗教社会学を専攻。特に人権論・日本憲法史・国家と宗教に関する諸問題を,実証研究の観点から研究している。具体的テーマとしては,特別高等警察による宗教運動取締,戦前期における宗教法制,少年法制と触法精神障害者法制の比較など。共著『井上毅とその周辺』(木鐸社),『情報時代のオウム真理教』(春秋社)他。 地誌学を担当。地域の性格とそこに住む人びとの生活とのかかわりを研究する。主な論文:「Changing Peddling Activities in a Traditional Vegetable Producing Area」Geographical Review of Japan Series B,「京都近郊農山村における柴・薪の行商活動」歴史地理学など。 社会科教育学を担当。特に地理的分野の実践的・理論的研究。英国を主とする地理教育の国際比較研究,空間・環境認知と地図学習の研究,社会科・地理教材開発研究ならびにその基礎として人文地理・地誌的研究が主要な研究領域。単著『現代イギリス地理教育の展開』(風間書房),共編著『大学生のための社会科授業実践ノート 増補版』(風間書房)など。 自然地理学を担当。環境の歴史的変化,人と自然との関わり,災害,地生態について,地理学的な見地から研究を行っている。主要著書:『アフリカ自然学』(共著)『歴史表象としての東アジア』(共著),『百名山の自然学』(共著),Environmental Change and the Social Response in the Amur River Basin(共著)他。准教授 矢部 直人(やべ なおと) 025-521-3338 yabe ※1 人文地理学を担当。主な研究分野は都市地理学,観光解析,GIS。主な論文:「裏原宿におけるアパレル小売店集積の形成とその生産体制の特徴」地理学評論,「休暇分散化における地域ブロックの設定とその旅行需要平準化効果の検証―ネットワーク分析による機能地域の設定―」人文地理 など。

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