平成28年度 学校教育研究科案内
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33自然系コース 「数学教育学」,「代数学」,「幾何学」,「解析学」の4つの分野から構成されている。学生はいずれか1つの分野に属し, 各分野が独自に用意している講義,演習,ゼミナールなどを通して指導を受けながら研究を進め学位論文をまとめる。 なお,各分野とも,算数・数学の基盤にある数学的な知識と数学的な考察力を深めるとともに,算数・数学教育の発展に指導的役割を果たすのに必要な理論的・実践的な素養を高めることに配慮している。特に,「数学教育学」においては,問題解決, 数学理解,算数・数学に固有な授業過程等に関する今日的な研究の推進を図っている。数 学2015年度担当教員と研究・教育の領域,主要著書,論文,作品等 自然や科学の理解に関する各分野について研究・教育を行う。自然系コースは, 数学と理科の科目群で構成されている。〈コース長〉 小林 辰至Tel:025-521-3434 E-mail:tkoba(ドメイン名等は5ページ参照)電子メール:氏名の横のアルファベット表記 @ juen.ac.jp教 授 伊達 文治(だて ふみはる) 025-521-3452 fumiharu准教授 髙橋  等(たかはし ひとし) 025-521-3460 hitoshit教 授 中川  仁(なかがわ じん) 025-521-3457 jin准教授 林田 秀一(はやしだ しゅういち) 025-521-3439 hayasida教 授 松本 健吾(まつもと けんご) 025-521-3456 kengo准教授 宮川  健(みやかわ たけし) 025-521-3401 miyakawa准教授 斎藤 敏夫(さいとう としお) 025-521-3454 toshio 代数学を担当し, 代数的整数論, 特に代数体の判別式の分布について研究する。 解析学を担当し,特に関数解析学の作用素環論を研究する。また作用素環論を応用し,記号力学系の研究も行っている。 幾何学を担当し,位相幾何学に属する3次元多様体論を研究する。また,当該理論を応用して,結び目の位相的および幾何的性質についての研究も行っている。 数学教育学を担当し,現在は主に数学教育の歴史的基盤に関わる研究に取り組んでいる。主要著書:『日本数学教育の形成』(溪水社,2013),『アルキメデスの数学-静力学的な考え方による求積法-』(森北出版,1993) 数学教育学を担当する。知識論や科学哲学を背景としながら, 人間のもつ数学的知識の様態や価値形成過程を研究する。 代数学を担当し,保型形式論を研究する。特に保型形式のなす環や加群の構造や,保型L-関数について研究を行っている。 数学教育学を担当。数学的な知識の特殊性の検討を通して,算数・数学の指導・学習という営みを研究する。図形指導,授業や学習過程の分析,テクノロジー利用,教師教育,などをテーマに研究指導を行う。数学教育学の理論を重視し,大学院生には算数・数学の指導・学習に対する新たな視点の獲得を促す。

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