平成28年度 学校教育研究科案内
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38Graduate School of Education>Master's Program>Specialized Subject Fields of Education芸術系コース最近の学位(修士)論文題目●レーヴェ《女の愛》とシューマン《女の愛と生涯》の比較研究 -作曲家による詩の読み方に視点を当てて−●シューマン作曲《リーダークライスop.39》の研究 ●ボディ・マッピングを用いた歌唱指導法の研究●クロード・ドビュッシー作曲《映像》第1集・第2集の研究●ベートーヴェンのピアノ作品における交響的な響き -プロメテウス(エロイカ)の主題による15の変奏曲とフーガを通して-●サクソフォーン指導法の研究 -初めて楽器を手にする人のために- ●アンドレ・ジョリヴェの2つのフルート協奏曲の研究●「替歌的行為」が担った役割 -日本における外来音楽の受容と消化に着目して-●日本語の歌詞のアクセントと旋律との関係に関する研究 -明治・大正期を中心に-●ジェラルド・レヴィンソンの楽器主義(Instrumentalism) ●近代仏教音楽の研究 -「仏教聖歌」に着目して-●日本の音文化の特徴について -水琴窟に焦点をあてて- ●音楽科における小・中学校連携に関する一考察●キリスト教保育を参考とした歌唱指導に関する一考察 ー歌詞のもつ魅力を味わわせるためにー●小学校音楽科における活用力を育む学習活動についての一考察 -〔共通事項〕を手がかりとして-●ラヴェルはどのようにオーケストレーションを行ったか ●吹奏楽作品への日本伝統音楽素材導入について●一般マーチングバンドにおけるフォーメーション指導についての一考察●音楽系部活動で育てる「コミュニケーション能力」 -吹奏楽の教育的課題と指導の方向性-●小学校音楽科における歌唱共通教材の実践研究 -NFシステムを導入したワークシートにおける思考過程の構造化について-※過去の学位論文リストについては,本学ホームページ(附属図書館→データベース検索), および,芸術系コース(音楽)のホームページ (http://www.juen.ac.jp/music/index.htm)でご覧いただけます。取得することができる教員免許状●下記の学校種(免許教科)の各一種免許状のある方  幼稚園教諭専修免許状    小学校教諭専修免許状  中学校教諭専修免許状(音楽)    高等学校教諭専修免許状(音楽)●上記以外の教科の中学校・高等学校教諭の各一種免許状のある方  修士課程の他コース(科目群)の当該免許状に関わる授業の単位を  修得することによって各専修免許状の取得が可能です。 私の院生活は本当に充実した貴重な時間でした。私は大学卒業後,幼稚園での音楽指導,および音楽教室で幅広い年齢の人たちにピアノを指導しています。上越教育大学大学院は,学校での音楽教育を目指す方への環境が整っているのは言うまでもありませんが,私のように学校現場ではないところでの音楽活動を展開している者にとっても視野を広げることができ,教育関連だけでなく演奏に対する姿勢も改めて考えさせられ,音楽そのものに向き合えた有意義な時間でした。あたたかく,時に厳しく,的確なアドバイスで導いてくださる先生方,また刺激し合える仲間と出会えたことも一生の財産です。 この2年間,仕事と研究の両立は正直多忙でしたが,片道100kmの通学も一度も苦にならなかったほど魅力的な院生生活でした。平成23年度修了生 浅野 加歩理(教育学部卒)芸術系コース准教授 玉村 恭(たまむら きょう) 025-521-3514 tamamura 音楽学を担当。専攻は,能を中心とする日本の古典音楽・音楽史,および日本の美学思想史。これまで人々がどのように音楽を実践し,どのような文化を作り上げてきたか(実践)と,人々が音楽をどのようなものとして捉え,考えてきたか(思想)の両面から,音楽文化を総体として捉える研究を行なっている。講 師 長谷川 正規(はせがわ まさのり) 025-521-3519 hasegawa 器楽(管楽器)関連の授業を担当する。演奏技術の基礎となる呼吸・体と意識の使い方,リズムの感じ方などに着目し,楽器の奏法や指導法について研究している。専門であるテューバで独奏・合奏の活動を行うほか,吹奏楽や管弦楽の指揮にも取り組んでおり,定期的に演奏会へ出演している。電子メール:氏名の横のアルファベット表記 @ juen.ac.jpVi!oce

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