平成28年度 学校教育研究科案内
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42Graduate School of Education>Master's Program>Specialized Subject Fields of Education最近の学位(修士)論文題目生活・健康系コース取得することができる教員免許状●下記の学校種(免許教科)の各一種免許状のある方  幼稚園教諭専修免許状  小学校教諭専修免許状    中学校教諭専修免許状(保健体育)  高等学校教諭専修免許状(保健体育)●上記以外の教科の中学校・高等学校教諭の各一種免許状のある方  修士課程の他コース(科目群)の当該免許状に関わる授業の単位を修得す  ることによって各専修免許状の取得が可能です。●バレーボールのレシーブ技能学習における教示言語に関する研究●運動場面における模倣に関する現象学的研究●駅伝の存在論的価値に関する研究●足部を用いたジャグリングの効果的な指導方法 ~「ヒット型」と「リフト型」の比較から~●教科体育にかかわる「ジェンダーの再生産」についての一考察 -「隠れたカリキュラム」の理解を通して-●学校体育における球技の学習内容の確立に向けた研究 -生涯スポーツ論と内容の系統性に着目して-●中学校体育におけるペア学習を導入した長距離走に関する実践的研究●小学生のハードリング動作に対するハードル高変化の影響※過去の学位論文リストについては,本学ホームページ(附属図書館→データベース検索)でご覧いただけます。 保健体育コースで学んだ2年間は,現場では見えなかった視点から「体育」を捉えたり,考えたりすることのできた貴重な時間でした。 授業では,陸上運動,ボール運動,ダンス,武道などの運動を実際に行いながら,学習者の視点から教材や指導過程を体験し,運動の本質や課題,指導のポイントなどを学びました。また,それぞれの運動や指導に関する理論を学び,指導者の視点でこれまでの実践と理論を結びつけて考えられるようになりました。修士論文の執筆においては,研究者の視点から運動や体育授業を捉え直すことができました。そして,授業や研究活動に取り組む中で,一人の人間という視点から,運動することや学び続けることの面白さと大切さを実感しました。 このように視点を広げ,深く「体育」について学ぶことのできたのは,情熱ある先生方,様々な運動経験をもつ仲間たちと,運動を通じてともに汗を流し,議論することができたからだと思います。保健体育コースでの学びが,これからの教職人生の指針になると確信しています。 学校保健領域及び保健科指導法を担当。児童・生徒の健康に対する運動の有用性について,生理学的観点から研究をすすめている。「運動トレーニング後糖質・タンパク質摂取の熱中症予防効果」「自転車運動用消費カロリー計の開発」など。講 師 池川 茂樹(いけがわ しげき) 025-521-3562 ikegawa電子メール:氏名の横のアルファベット表記 @ juen.ac.jp平成26年度修了生 金井 淳(新潟県公立小学校教諭)Vi!oce

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