平成28年 教職大学院案内
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学校支援プロジェクト(選択科目+実習科目)次に、「選択科目」と「実習科目」についてですが、まず、選択科目の学校支援プロジェクト科目(「学校支援リフレクション」と「学校支援プレゼンテーション」)と実習科目(「学校支援フィールドワーク」)について述べます。これらは下図に示すとおり、「学校支援プロジェクト」として互いに有機的に関連し合っています。そして、これこそが、本学教職大学院の特色あるカリキュラムの目玉であり、「即応力」「臨床力」「協働力」を柱とする本学独自のプロフェッショナルな教員養成を実現する中核となるものです。■ 学校支援プロジェクトの概念図学校支援フィールドワーク学校支援プレゼンテーション学校支援リフレクション■学校支援 (実践)受け入れ・協力■成果還元■実践の省察レポート連携協力校等協働履修・授業計画・実施・データ記録・分析・考察・発表支援チーム(約4~5人)・現職院生・学卒院生・専任教員■ 学校の教育課題を解決する実習科目(「学校支援フィールドワーク」)上越教育大学教職大学院の専任教員は多様なテーマのプロジェクトを設定しています。それらは連携協力校等の教育課題とリンクしたプロジェクトです。大学院生は、それらの中から1つのプロジェクトを選び、それを設定した専任教員の指導するチームに所属します。チーム毎に連携協力校等と事前の打ち合わせを行い、各人が「学校支援フィールドワーク」(実習科目)においてどのような活動をするかを計画します。学卒院生は専任教員や現職院生の指導・助言の下に具体的な指導案づくりを行います。実習科目は、連携協力校等や大学において随時、連携協力校等教職員・学卒院生・現職院生・専任教員が協議することにより、連携協力校等の教育課題の解決に向けた計画を改善します。さらに、実習後は、実習における諸活動を省察・評価します。このような一連の活動を「学校支援リフレクション科目」として位置づけました。「学校支援プロジェクト」と授業科目との関係はどうなっていますか?Joetsu University of Education11

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