平成28年 教職大学院案内
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教員採用試験への推薦(大学推薦制度)のお知らせ 特に教職大学院に対して、教員採用試験大学推薦制度が充実してきました。この推薦制度を受けると、1次試験免除などの優遇措置が受けられます。 平成26年実施の教員採用試験に関してまとめたものが下の表ですが、教職大学院は学部や既存の修士課程に比べて、大学推薦が受けやすくなっています。 教職大学院のみに大学推薦制度を設けたり、推薦枠の拡充を図ったりするなど、教職大学院の修了予定者を優遇する教育委員会もあります。また、神奈川県のように学部・修士課程と教職大学院の両方に推薦枠を設けている教育委員会もあります。 しかし、学部・修士課程と教職大学院を比較すれば、在籍者数が少ない教職大学院で推薦枠に選ばれる割合の方が高くなります。しかも、上越教育大学の場合、教職大学院の修了予定者の多くは現職院生ですので、これから教員採用試験を受けようとする学卒院生の修了予定者が推薦される可能性は非常に高くなる訳です。 さらに、教職大学院に対する推薦制度が現在増加傾向にあることも有利に働くでしょう。 平成26年実施教員採用試験における各教育委員会からの上越教育大学教職大学院への推薦枠一覧対象実施機関募集校種等推薦人数1次選考の対応2次選考の対応教職大学院のみ東京都小学校全科1名書類選考により第1次選考免除が決定個人面接・実技神奈川県全校種等人数枠なし第1次試験が書類による選考一般受験者と同じ日程・内容横浜市小学校各1名書類選考により第1次選考試験の教科専門試験及び一般教養・教職専門試験免除が決定一般受験者と同じ日程・内容中学校・高等学校(数)中学校・高等学校(理)中学校・高等学校(英)相模原市小学校、中学校(中学校特別支援を除く)、養護教諭人数枠なし書類選考により第1次試験のうち教科専門試験及び一般教養・教職専門試験免除が決定一般受験者と同じ日程・内容愛知県全校種等人数枠なし書類選考により第1次試験免除が決定一般受験者と同じ日程・内容京都府小学校各2名書類選考により第1次試験のうち筆記試験免除が決定一般受験者と同じ日程・内容中学校(数学)中学校(理科)高等学校(数学)高等学校(理科)特別支援学校京都市小学校(英語教育推進コースを含む)、中学校(数・理・技)、総合支援学校2名(中、支援、小英語コースを推薦の場合は3名)書類選考により第1次試験免除が決定一般受験者と同じ日程・内容大阪府小学校2名書類選考により第1次選考免除が決定一般受験者と同じ日程・内容小中いきいき連携1名中学校・中学部(国・数・理・技・家)各教科各1名高等学校・高等部(国・数)高等学校・高等部(理科〔物・化・生・地〕)高等学校・高等部(工業〔機械・電気・工業化学〕)特別支援学校幼稚部・小学部共通、小学部及び中学部・高等部で募集する全ての教科科目5名大阪市中学校(数・理・技)各教科各2名書類選考により第1次選考免除が決定一般受験者と同じ日程・内容教職大学院を含む全学埼玉県小学校各教科・科目、各1名第1次試験が免除一般受験者と同じ日程・内容中学校(理・技)高等学校(数・理)さいたま市小学校1名第1次試験が免除一般受験者と同じ日程・内容東京都小学校全科(理科コース)各1名書類選考により第1次選考免除が決定個人面接・実技特別支援学校(小学部)特別支援学校(小学部以外)特別支援学校(小学部、小学部以外)川崎市小学校各1名書類選考により第1次選考免除が決定一般受験者と同じ日程・内容小学校(CST)小学校(障害のある者)長野県小学校・中学校(全教科)1名第1次選考が書類審査及び筆記試験(専門教科)一般受験者(社会人枠)と同じ日程・内容障がいのある者(小学校、中学校、特別支援学校、養護教諭)人数枠の定めなし第1次選考が書類審査一般受験者(社会人枠)と同じ日程・内容大阪府豊能地区小学校1名書類選考により第1次選考免除が決定一般受験者と同じ日程・内容堺市中学校・特別支援学校中学部(国・保・技)各教科1名選考方法が専門教養、面接、(実技)となる(1次2次の区別なし)中学校・特別支援学校中学部(数・理)各教科2名注)この一覧は、平成26年実施の教員採用試験の募集要項に基づいた平成26年7月末現在の情報です。教職大学院には教採受験に有利な制度があるというのは本当でしょうか?Joetsu University of Education21

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