平成28年 教職大学院案内
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上越教育大学教職大学院のコンセプト全国の27大学に設置されている教職大学院は、全て「教職大学院制度」を踏まえた教育内容・方法で、「新しい学校づくりの有力な一員となり得る新人教員」と「スクールリーダー(中核的中堅教員)」を養成します。各大学では、それぞれの大学・地域が持つ特色を生かした様々なカリキュラムを用意し、その大学院ならではの教員養成を行います。上越教育大学では、平成12年度より学習臨床コース、発達臨床コースを立ち上げるなど、現実の教育現場に密着した臨床的研究の推進とそれを教員養成に生かす先駆的な改革を実現してきました。さらに、文部科学省の大学・大学院における教員養成推進プログラム(教員養成GP)(平成17年度~平成18年度)や専門職大学院等教育推進プログラム(平成19年度~平成20年度)の採択により本学の現場主義の教員養成の方向をさらに発展させ、本学独自の「教職大学院」を実現する基本的な考え方や方法論等を具体的に検討してきました。このように上越教育大学では「教職大学院」設置に向けて十分な検討を重ね、万全の準備のもと、現場主義の教員養成として本学が推進してきた、学校をフィールドとする臨床的研究を核としながら、全国から多くの中堅現職教師が集まる大学院大学としての特徴を最大限生かすことに努めました。さらに、教育実習をはじめ、臨床的な研究活動に協力的な地元の公立学校及び教育委員会を中心とする97以上の施設との連携・協力により、本学独自の「教職大学院」のカリキュラム「学校支援プロジェクト」を中核としたプロフェッショナルな教員養成カリキュラムを開発しました。上越教育大学教職大学院のコンセプト教育組織の中での効果的対応●教員同士・保護者や地域の人々等との繋がり●専門家等との協働性の構築●子どもたちの協働的学びの組織化「実践」に常に求められるもの学術研究に裏打ちされたもの●中長期にわたる記録・分析●臨床研究に基づく具体的提案●省察と改善の循環的プロセス臨床力教育組織の中での効果的対教●教員同士・保護者や地域の人々等と●専門家等との協働性の構築協働力即応力上越教育大学教職大学院のコンセプトについて教えてください。Joetsu University of Education5

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