平成29年度上越教育大学 大学案内
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「ぜったい先生になりたい」人へ 上越教育大学は、優秀な教員を養成することと現職教員の再教育を行うことを目的として、昭和53(1978)年に新構想の国立大学として創設されました。初等教育の教員養成を目的とした学校教育学部において、教員としての高い資質能力を修得した卒業生は約5,900名に達し、全国の教育現場で活躍しています。また、大学院において、教育専門職として高い授業力や学級経営力等の教育実践力を獲得した修了生は約7,300名に及び、教育現場における指導的立場で教育に携わっています。このように上越教育大学は、教員養成系の広域拠点大学として着実な歩みを進めています。 上越教育大学で学ぼうと考えている皆さんは、大学での4年間で教員としての資質能力が身につくかどうか心配していることと思います。上越教育大学では、初等教育教員としての資質が十分修得できるようなカリキュラム構成となっています。特に、開学以来、教育実習などの教育実践科目の充実を図っています。各教科の指導法や生徒指導の方法はもちろんのこと、板書指導やピアノ演奏など、教員として必要な知識能力を身につけることができます。また、大学院では多くの現職教員が学んでいますので、教職を志す学生と大学院に在籍する現職教員がともに学ぶことができる環境にあることも大きな特色です。 大学で学ぼうとしている皆さんにとって、正課以外の課外活動に期待している人も多いでしょう。課外活動から得られる経験や能力は教員として重要であり、課外活動への支援も積極的に行っています。文化系や体育系の活動団体のほかに、学生が企画立案して大学周辺の子どもたちとともに学び合う活動「学びのひろば」では、毎年地域の子どもが1,500人(延べ)、学生は1,500人(延べ)参加しています。また、ボランティア活動も盛んです。 学部卒業後、大学院で教員としてのより高度な資質能力を身につけたいと考えている人には、大学院(修士課程、専門職学位課程(教職大学院))を設置しています。さらに、博士課程として、兵庫教育大学などの4大学で大学院連合学校教育学研究科を設置しています。 上越市は、自然が豊かで文化や歴史に恵まれた地域です。また、教育に対する深い理解と愛情にあふれる地域です。四季の変化が明瞭で、自然とふれあい、教員としての資質能力を得るためには絶好の地といえます。教員を志す皆さん、ぜひ上越教育大学で学び、優秀な教員として全国に羽ばたいて下さい。6Joetsu University of Education 大学案内 2017

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