平成29年度上越教育大学大学院案内
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36Graduate School of Education>Professional Degree Program>Teacher Professional Development電子メール:氏名の横のアルファベット表記 @ juen.ac.jp2016年度担当教員と研究・教育の領域,主要著書,論文,作品等 子どもの社会的自立能力を高める学級づくり,授業づくりについて,教師のリーダーシップ,子ども同士の人間関係などの観点から研究しています。主な著書は,「友だちを「傷つけない言葉」の指導 温かい言葉かけの授業と学級づくり」(学陽書房),「先生のためのアドラー心理学 勇気づけの学級づくり」,「赤坂版「クラス会議完全」マニュアル 人とつながって生きる子どもを育てる」(以上,ほんの森出版),学級を最高のチームにする極意シリーズ(明治図書)など教 授 赤坂 真二(あかさか しんじ) 025-521-3530 akasaka 専門は数学教育学。①教室をフィールドとして現職,学卒院生,そして各学校の教員とが協同で行う算数・数学の授業開発研究。②算数・数学の授業のマイクロエスノグラフィ一。授業で起こっている隠れた事実を視覚化して捉え,それが児童・生徒の算数・数学学習に及ぼす仕組みを研究しています。教 授 岩﨑 浩(いわさき ひろし) 025-521-3459 iwasaki 生活科教育学を担当。「幼小連携」研究を土台とし,幼児教育と小学校教育をつなぐ教科としての生活科教育論を展開しています。幼児期から児童期にかけての子ども理解をもとに「生きて働く教育学」の構築を目指しています。実際に教室に足を運び,子どもの姿と担任の姿から今日の授業を分析し明日の授業への指針を得るという研究スタイルです。主著は『生活科の新生を求めて』<2003>『生活科の理論と実践』<2012>(いずれも日本文教出版)。HPは,「よっちゃんの部屋へようこそ!」です。是非検索してください(^_^)v。教 授 木村 吉彦(きむら よしひこ) 025-521-3350 kimura ふとふり返ると自分を形成してきたものは日常生活の積み重ねであると気付く時があります。子どもたちの「日常」は授業にあります。学校生活の中で最も多い時間を過ごす日々の授業を重視し,授業の目的を達成すると同時に自立や民主的な考え方の育成につながる良好な人間関係を営む仕組みづくりを模索しています。准教授 阿部 隆幸(あべ たかゆき) 025-521-3512 abetaka  教師の力量形成のために,理科教育学を切り口に,ICT,授業デザイン,子どもの見とり等をより広く,深く追究していきます。そのために,理科に留まるのではなく,様々な教科や校種を超えた繋がりの中で追究をしていくことが必要であり,その結果,あなたの教師力は飛躍的に向上していることでしょう。教 授 桐生 徹(きりゅう とおる) 025-521-3436 kiryu 27年間の高校国語教員生活で,教師側の「教えたい」ことと子ども側の「学びたい」ことの「ずれ」をなるべく小さくしたいと思い実践してきました。日々の授業において,「子どもが関心を向ける点」を切り口に,教科内容を理解させたり,表現活動をしていったりする方策を探っていきたいと考えています。准教授 片桐 史裕(かたぎり ふみひろ) 025-521-3513 katagiri 35年間の教職生活では,同僚からたくさんのことを学び,若い部下職員の力に負うことが多々ありました。今は,初任者研修をはじめ,年次研修,職能別研修の効果的な進め方を探っています。前途有為な皆さんとともに,教育の様々な側面について,実態に即して総合的に考察していきたいと考えています。教 授 近藤 誠(こんどう まこと) 025-521-3335 mkondo ※2 子どもの学びには学校ごとに特色があります。それは教職員による学校の営み,更には家庭や地域の特徴,教育委員会の方針・施策等によって影響を受けるからです。子どもの学びとカリキュラム経営や学校経営との関係について研究しています。共著『カリキュラム開発の促進条件に関する研究』(教育開発研究所)等。教 授 菅原 至(すがわら いたる) 025-521-3544 sugawara 最も興味のあるところは,「どうしたらよい教師になれるか」という「教師教育」の分野です。以前は,それを教員人事など「教育経営」の視点から考えました。その後,実践研究校で12年を過ごし,授業研究に挑む教師たちや教育実習生の苦しみや成長を見てきました。今は,小学校を中心に一人一人の若手教師が何を考え,どう授業を創り出すのかという過程を追い,それを支える学校体制の視点からも「教師の力量形成」を追いかけています。教 授 瀬戸 健(せと けん) 025-521-3526 seto ※3 大部分の子どもが楽しい、大部分が喜ぶ授業ならば、それほど難しくなく実現できます。しかし、その授業でも救いきれない子どもを救おうとするならば、とたんに難しくなります。どうしたらいいでしょうか?それは全てをあなた一人で背負うのではなく、子どもと一緒に解決しましょう。あなたでも出来ます。教 授 西川 純(にしかわ じゅん) 025-521-3438 Jun@iamjun.com 特別の教科 道徳では,「全ての教員がその指導を適切に実施できる能力を備えること」が求められています。私は,道徳的価値のよさが実感的に理解できる道徳の指導方法,とりわけ,「質の高い多様な指導方法」としてもその活用が期待される即興的な役割演技について,研究・実践を続けています。教 授 早川 裕隆(はやかわ ひろたか) 025-521-3515 hayakawa 宗教学・哲学・法学・教育学などの学際的アプローチで,公教育における宗教の取扱いに関する研究を専門とし,法令を踏まえた教育・指導の在り方についても理論と実践の統合を目指した研究を続けています。共著『要説 教員養成・採用と免許法 〜教職志望者の必勝指南〜』(協同出版,2012年),共著『学校の中の宗教』(時事通信社,1996年),論文「教育基本法上の『宗教』の意味」(『宗教法』29号,2010年)など。教 授 廣瀨 裕一(ひろせ ひろかず) 025-521-3527 hirose ※3 算数・数学のおもしろさを子どもたちが実感できる教材の開発とその手法を,中学校現場にいた時から継続して研究しています。『こんな教材が「算数・数学好き」にした』(東洋館出版社),『中学校数学科 授業を変える教材開発&アレンジの工夫38』(明治図書),『授業が10倍おもしろくなる!算数教材かんたんアレンジ34』(明治図書)教 授 松沢 要一(まつざわ よういち) 025-521-3528 matuzawa 優れた教育実践のメカニズムを解き明かし,誰もが共有できるようにすること。それによって,子どもたちや先生方,関係する人たちが幸せになることが私の夢です。そのために,学術研究と実践研究の融合を視点とした研究を行います。「学び会う授業デザイン」「教科指導における人間関係づくり」「教科教育におけるICT活用」をメインテーマとしています。教 授 水落 芳明(みずおち よしあき) 025-521-3529 mizuochi 国語科を中心に,論理的思考力の育成の観点から授業のあり方を臨床的に検討し,授業の改善の方策を探る臨床教科教育学を専門としています。授業における学習者のコミュニケーションの様相を分析,意味づけする手法についても研究を進めています。国語科と他教科を結んだ単元開発,教材研究によって,言語活動を通して論理的思考力を育てるアクションリサーチを展開しています。准教授 佐藤 多佳子(さとう たかこ) 025-521-3337 takako 「教育は人なり」と言われますが,学校での教育は人だけではなく,カリキュラムや学校の風土など,様々な要因がかかわっています。外国との比較により,教育実践に影響を与える学校経営や教員文化,教育行政の日本的特質を明らかにしたいと考えながら研究しています。(専門は,比較教育学,教育経営学,教師論です。)准教授 辻野 けんま(つじの けんま) 025-521-3524 tsujino 多言語多文化共生の立場から日本語教育,バイリンガル教育,国際理解教育,外国語活動の教育研究に携わっています。研究は主に多様性のある子どもたちの学びを支える教員の養成,教師と子どもたちのコミュニケーションの分析,カリキュラム開発,教材開発等を行っています。専門は日本語教育学です。准教授 原 瑞穂(はら みずほ) 025-521-3503 mizuho 日々の生活のなかで,「あれはこういうことだったのか」と後になって気づき,後悔するということはないでしょうか。これが意味するのは,目の前の岐路に気づくことさえないままに,私たちは多くの決定を積み重ねているという事実です。こうした無自覚ゆえの危険を避け,自覚的にリスクを引き受けるために,社会学という学問を活用して,教育実践・学級経営をとりまく様々な分岐について検討しています。専門は教育社会学です。准教授 堀 健志(ほり たけし) 025-521-3311 thori 総合的な学習の時間を探究的にするためのカリキュラム編成や教師の支援,テーマ設定,評価,教科等との関連,地域との連携はどうあったらよいかを追究しています。探究的な学習として質を高めていくことが,子どもたちの学力を高めることになると同時に,教師のカリキュラムマネジメント力や単元開発力などの力量形成にもつながると考えます。准教授 松井 千鶴子(まつい ちづこ) 025-521-3449 matsui 学校支援プロジェクトを円滑に行うために,指導主事経験者や校長経験者等の特任教員を実習コーディネーターとして位置づけ,実習生を指導する体制を整えています。 新潟県内の公立学校教諭,教頭,校長を経験しました。また,新潟県立教育センターや上越市教育委員会で勤務しました。研究分野は情報教育,国語教育,学校経営です。毎週,水曜夜に自主セミナーを開催しています。教 授 石野 正彦(いしの まさひこ) 025-542-0252 ishinoma2016年度実習コーディネーター教育臨床コース 新潟県内の公立中学校教員(教諭・教頭・校長)として得た様々な経験を生かし,教職大学院の学校支援プロジェクトの円滑な推進に努めます。専任教員・院生と実習受入れ校との連絡調整を行い,院生の充実した研修の実現を支援します。特任教授 佐藤 賢治(さとう けんじ) 025-542-0475 satoken 新潟県内の公立学校教諭10年,上越教育大学附属小学校の教諭・指導教諭6年を経験しました。興味がある分野は,情報教育,生活科・総合,教師教育などです。これまで,小・中学校のフューチャースクールに携わってきました。准教授 清水 雅之(しみず まさゆき) 025-542-0512 masayuki 新潟県内公立小学校教諭,新潟大学附属新潟小学校教諭,新潟市立小学校教頭を経験しました。生活科の授業づくりや,授業改善について考えています。自分の成長を自覚させる指導,学校飼育動物の教材化,遊びの教材化等に取り組みました。特任准教授 長沼 智之(ながぬま ともゆき) 025-542-0818 naganuma 新潟県の中学校数学教諭,市指導主事,小学校教頭として勤務。研究テーマは,授業改善,校務の情報化,学校評価システム開発。主な著書は,「フリーソフトjs-STAR でかんたん統計データ分析」(技術評論社)。准教授 中野 博幸(なかの ひろゆき) 025-542-0511 hiroyuki

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