平成29年度上越教育大学大学院案内
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49附属施設⑵ 学校教育実践研究センター 学校及び地域社会と連携しながら,学校教育の実践に関する諸課題を把握し,本学教員,現職教員,学生及びその他の関係者と共同して,当該課題に関する臨床的・実践的・開発的研究を推進することによって,学校教育の改善,充実及び発展に寄与することを目的とする学内共同の教育研究施設として,学校教育実践研究センターが設置されています。 このセンターには,上記の目的を果たすために,以下の3つの機能を持たせています。  ① 教員養成のための教育実習機能  ② 教育実践学の推進と教育実習学の構築に向けた実践研究機能  ③ 地域に生きる大学を目指した学校支援及び地域連携機能 大学の休業期間や土・日・祝日も開館しています(平成27年度の開館日数:351日)区  分通  常休業期間(春・夏)休業期間(冬)平  日9時 ~ 22時9時 ~ 17時土・日・祝日11時 ~ 17時11時~17時休 館⑶ 情報メディア教育支援センター 情報メディア教育支援センターは,大学院の教育研究におけるICT(情報通信技術)の活用を推進・支援するだけでなく,今後情報化の急速な進展が予想される学校現場で,その最前線に立って児童生徒の情報活用能力を育成できる教員の養成をめざして,学内の情報環境の整備・維持管理に取り組むとともに,情報セキュリティ教育にも力を入れています。 本学の学内LANは,JUEN(Joetsu University of Education Network)と呼ばれ,高速で信頼性の高いネットワークです。学内には,図書館や食堂を含む共用エリアのほぼ全域に無線LAN環境が整備され,また各研究室・実験室などの研究空間には,各所に情報コンセント(有線接続)が設置されています。これにより,学生はいつでもどこでも自由にインターネットに接続し,学習に利用できるようになっています。 このようなネットワーク環境のもとで,授業の履修登録や成績評価等の教務情報を管理する「Active Campus」や,授業内容を支援する「講義支援システム」,教育実習に向けた学修履歴(ポートフォリオ)を蓄積する「教職キャリアファイル」など,様々なシステムが稼働しており,教育や学生指導に広く役立てられています。 そのほか,学内どこからでもLAN経由でレーザープリンタを使った高品位な印刷ができる「印刷ステーション」や,学会発表での資料作成に便利な大判カラープリンタも,多くの学生が利用しています。 また学生には,入学と同時にmyjuenドメインのメールアドレスを配付し,日々の連絡や情報提供に活用しています。このアドレスはGoogle社が提供するサービスを利用しており,修了後も継続して利用可能です。 センターでは,入学時にJUENの利用方法や情報セキュリティに関する講習会を開催しているほか,ヘルプデスクを常設して端末機器のトラブルや質問に対応しています。学生が自己の所有するパソコンを活用した授業(教育情報訓練室1)開館時間⑴ 附属図書館 附属図書館では,教育や研究の活動に資するため,図書,雑誌,その他資料を一元的に収集,整理,保存しており,利用者は,約36万冊の図書,4,800種余の学術雑誌,約9,600タイトルの電子ジャーナル,及びCiNiiやERIC等の文献情報データベースを利用することができます。なお,資料の収集は,教育関係を重点的に幅広く,教科書や絵本のほか,開学以来の修士学位論文,連合大学院の博士学位論文も所蔵しており,当館が所蔵していない文献等については他館等からの文献複写の取寄せや現物図書の借受けによる利用のサポート等も行っています。  また館内には,グループで,ホワイトボードや電子黒板を使用して相談しながら学習できる場所や,無線LANの設備もあり,学内者は個人のパソコンをインターネットに接続することができます。 さらに,オンラインでは,附属図書館のホームページ上において蔵書目録の検索や図書の貸出予約/延長,学外への文献複写申込みや現物図書の借受け申込み,電子ジャーナル・データベースの利用など様々なサービスの利用に加え,本学において教員等が作成した論文等は「上越教育大学リポジトリ」からインターネットを介して電子的に著作権の範囲内で利用することもできます。

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