平成29年度上越教育大学 教職大学院案内
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本学教職大学院のカリキュラムを支える専任教員の充実を図っています4 研究者教員が学術を担当し、実務家教員が実務を担当し、院生の中で学術と実務を融合するというのでは、本当の学術と実務の融合は成り立たないと私たちは考えています。本学教職大学院の専任教員の多くは、小学校、中学校、高等学校において教職経験を持つ者です。逆に、実務家教員であっても、学術論文・著書等の学術研究の業績を持つことが基本となっています。それぞれ、国語科教育、算数・数学科教育、理科教育、社会科教育、教育課程、生徒指導、教育相談、学級・学校運営等の専門を持ちながら、それらを横断した教育課題の解決ができるスタッフです。学校現場の教育課題を解決する過程、それ自体をカリキュラムとして実現します5 これまでの大学院では、学校の教育課題を解決するための研究を行ってきましたが、本学教職大学院では、学校の教育課題を解決する過程に参画する教育実践を行います。本学教職大学院では、これを近隣の連携協力校等において「学校支援プロジェクト」として実施します。そして、この「学校支援プロジェクト」は、「学校支援フィールドワーク」(実習科目)、フィールドワークにおける実践の省察を行う「学校支援リフレクション」(選択科目)、その成果を学校現場に還元する「学校支援プレゼンテーション」(選択科目)という相互に関連づけられたカリキュラムによって実現されます。教職大学院では学術論文である修士論文は課されませんが、教職大学院での豊かな実践経験の成果を発表することをカリキュラムに位置づけています。これによって、多くの教師に確かに伝えることのできるレポート作成や各種のプレゼンテーションの方法を学びます。5つの特長上越教育大学教職大学院の特長はどのようにまとめられますか?25Joetsu University of Education

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