3 管理運営組織等
 
(15) 人権及びセクシュアル・ハラスメント委員会
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
 人権及びセクシュアル・ハラスメント委員会は,本法人構成員の人権及びセクシュアル・ハラスメントに関する事項について取り扱うことを目的として,平成16年度に設置された。平成15年度以前には,セクシュアル・ハラスメントについてのみ対応する「セクシュアル・ハラスメント対策委員会」が置かれていた。
A 運営・活動の状況
 平成16年度においては,委員会を2回開催し,関係規程を人権についても対応するものとして検討したほか,次の事業を計画し,実行した。
ア 全学向けの講演会 学生及び教職員を対象として,平成16年11月17日(水)に,外部講師を招き,「セクシュアル・ハラスメント等講演会」を開催した。
イ 教職員対象の研修会 教職員を対象として,平成16年6月23日(水),7月21日(水),7月27日(火),7月28日(水),9月22日(水),10月6日(水)及び11月5日(金)の7回,ハラスメントに関するビデオ上映による研修を実施した。
ウ 学生対象の研修会
(ア) 平成16年4月開催の学部・大学院の「新入生オリエンテーション」において,委員会委員が,セクシュアル・ハラスメント等について説明した。
(イ) 学部1年生を対象に平成16年10月27日(水)に,3年生を対象に5月26日(水)実施の初等教育実習事前指導の際に,4年生を対象に4月28日(水)実施の中等教育実習事前指導の際に,ビデオ上映研修を実施した。(中等教育実習を履修しない者を対象に12月1日(水)に,ビデオ上映研修を実施)
(ウ) 大学院学生を対象として,院生協議会と連携して平成16年11月24日(水)に研修を実施した。
エ 相談員等対象の研修会 新たに相談員等となった者を対象として,平成16年6月24日(木)に「セクシュアル・ハラスメント相談員等の任務等の説明会」を,11月17日(水)には,外部講師による全ての相談員等を対象とした「セクシュアル・ハラスメント等に関する研修会」を開催した。
B 今後の検討課題等
 今後の課題としては,法人化後の大学構成員一人一人のセクシュアル・ハラスメント等に対する意識を高めるため,引き続いて講演会等を中心とした啓発・防止対策活動の一層の充実を図ることが必要であり,それらを通して教育環境の整備を行っていく予定である。