3 管理運営組織等
 
(24) 施設整備
@ 重点的に取組んだ課題や改善事項等
1) 平成17年度施設整備費補助事業(補正)として,学生宿舎・職員宿舎のアスベスト除去工事及び附属小学校体育館の耐震補強・狭隘改善増築工事を実施した。
2) 学生宿舎の居住環境改善のため,内装改修並びに世帯用・国際学生宿舎の鍵を取替え安全・安心な居住改善を図った。
3) 本学学生の利用に加え地域社会との連携を進めている学校教育総合研究センターに,冷房設備を整備し,より一層の利便を図った。
4) 防犯対策として,実験棟トイレ及び廊下の照明を人感センサーに取替え,安全確保を図った。
5) ユニバーサルデザインを目指し,段差の解消を図るため,講義棟及び附属図書館にスロープを取り設けた。また,附属図書館1階入口に自動ドアを設置し,利用者が使いやすい整備を行った。
6) 大学院生の研究環境改善のため大学院研究室の冷房設備29台を整備し,より一層の学生サービスを図った。
7) 附属中学校の給食室を増築改修し,狭隘解消及び衛生面のより良い確保に努めた。
8) 相談件数が年間延べ2,000件に達した心理教育相談室の移転拡充を図った。
9) 学生の要望に応え,学生駐車場の整備拡充を図った。
10) 教育研究活動の変化に対応するため,体育棟に「学校ヘルスケア分野」に係る整備を行った。
11) 業務効率の改善及び学生サービス向上を図るため,講義棟1階学務系事務室の整備を行った。
12) 外部利用者が大学施設を利用しやすいよう,案内板の整備を行った。
A 特筆すべき点や新たな取組みが求められる点
1) 地震に対して安全・安心な施設の教育環境確保を目指し,建物の耐震診断を全学規模で実施した結果,特に耐震診断結果の低かった建物は平成18年度施設整備費補助事業を獲得した。
2) 入札業務の透明性をより確保するため,契約審査委員会の外部委員選考において新潟大学と長岡技術科学大学との三者間で「施設整備に係る協力協定書」を締結し,入札業務の中立かつ公正性をより高め,社会の要求に応えた。
3) 職員宿舎管理業務のアウトソーシングを図り,業務の効率化に努めた。