4 教育・研究組織等
 
(3) 学校教育学部
@ 入学者選抜
ア 運営・活動の状況
(ア) 委員会等の開催状況
 委員会を16回開催した。また,学部入学者選抜に関して専門部会を計9回開催した。
(イ) 審議された主な事項
 学部入学者選抜の基本方針の策定,推薦入学者選抜・個別学力検査等の実施計画の策定・実施,学生募集要項等の作成,合否判定基準・合否案の作成,大学入試センター試験の実施,大学説明会の実施,次年度以降の入学者選抜方法等に関する事項について審議した。
 また,入学者選抜方法研究専門部会において,入学者選抜に関する追跡調査及び入学者選抜方法の改善に関して調査研究した結果を,「平成18年度入学試験委員会入学者選抜方法研究専門部会報告書」として取りまとめ,学内外に公表した。
(ウ) 重点的に取組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等
 文部科学省から,国立大学の入学定員超過を抑制する方針が示されたことに伴い,平成19年度合格者の決定については,従来にも増して慎重に検討した結果,前年度の入学手続者は入学定員160人に対し1.10倍であったが,今回は1.05倍の168人に留めることができた。
イ 優れた点及び今後の検討課題等
 入学定員超過については,1.05倍に留まったことは評価されるべきであるが,今後も入学手続者数の推測精度をさらに高めていく必要がある。
 なお,教育研究評議会において学部入学者選抜方法の改善方策が示され,本委員会では具体について早期に検討し,できるものから実施していくこととされたため,推薦入試の改善については平成20年度入学者選抜で,後期日程の改善及び選抜方法ごとの募集人員の変更については平成21年度入学者選抜で,それぞれ実施できるよう検討していく。