3 管理運営組織等
 
(23) 教員選考委員会
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
 教員選考委員会は,教員の選考に関する事項及び大学院担当教員の審査等を行うため教授会に置かれる専門委員会である。教育研究評議会での教員選考発議の承認後,教授会に設置されるものであり,その構成員は,副学長1人,教育研究評議会評議員2人,当該部の教授2人及び当該部以外の教授2人の計7人となっている。
 
A 運営・活動の状況
 教員選考委員会が設置され,審議を行った人事案件は,昇任案件8件を含む計26件である。
 
B 今後の検討課題等
 平成19年度は,平成18年度に引き続き,各講座・分野の教員選考基準を公表し,教員選考委員会及び教授会での選考の指標として用いることとした。
 学校教育法には,それぞれの職位に対応した専攻分野に関する「知識,能力及び実績」について規定されており,大学設置基準にはそれぞれの職位の資格が規定されている。また,大学院設置基準においては,担当する専門分野に関し高度な教育研究上の指導能力があることを要件としている。
 授業科目及び研究指導担当と職位の審査をあわせて行っている本委員会において,本学の教育カリキュラムに沿った教育と研究指導に対する能力について判定と教員の職位についての判定をどのように整理し審査を行うか,現段階で,今後の大きな課題となっている。
 また,平成20年4月から,教員組織・教育組織が変更となったことに伴い,新教育組織における教員選考基準が,コースや科目群により相違があるため,今後,検討を要する。