3 管理運営組織等
 
(26) 施設整備
@ 重点的に取組んだ課題や改善事項等
1) 安全・安心な教育研究環境の確保を目指し,平成18年度施設整備費補助事業(補正)として,大学体育館及び小体育館の耐震補強改善工事を実施した。
2) 学生宿舎の居住環境改善のため,内装改修並びに世帯用・国際学生宿舎の鍵を取替え安全・安心な居住改善)を図った。
3) 本学学生の実践教育に加え地域社会との連携を深めている心理教育相談室に,冷暖房設備を整備し,より一層の利便を図った。
4) 防犯対策として,スポーツ科学実験棟及び体育棟トイレの照明を人感センサーに取替え,安全確保を図った。
5) ユニバーサルデザインを目指し,手すりを美術棟及び体育棟に設けた。また,だれでも使いやすいように体育棟に多目的トイレを新たに整備した。
6) 大学院生の研究環境改善のため人文棟・講義棟・自然棟・音楽棟・美術棟の大学院生研究室に冷房機器26台を整備し,より一層の学生サービスを図った。
7) 附属小学校に動物排泄物貯留槽を取り設け,衛生面の確保に努めた。
8) 学生サービス及び利用率の向上を図るため,赤倉野外活動施設に浴室の増築及び外部改修を実施した。
9) 学生の要望に応え,大学会館食堂の内装改修を実施した。
10) 教育研究活動の変化に対応するため,美術棟造形演習室模様替と倉庫の新築を行った。
11) 附属中学校の教育及び課外活動を支援するため,テニスコートフェンス及びプールサイドの整備を行った。
12) 外部利用者が大学施設を利用しやすいよう,案内板の整備に努めた。
A 新たな取組みが求められる点や特筆すべき点
1) 地震に対して安全・安心な施設の教育環境確保を目指し,建物の耐震診断を全学規模で実施した結果,特に耐震診断結果の低かった建物は平成18年度施設整備費補助事業を獲得した。
2) 入札業務の透明性をより確保するため,新潟県内3大学による「施設整備に係る協力協定書」に基づき,契約審査委員会に外部委員(新潟大学と長岡技術科学大学)を加えた委員会を開催し,また,電子入札による一般競争入札を実施した。これらにより,入札業務の中立かつ公正性をより高め,社会の要求に応えた。