4 教育・研究組織等
 
(2) 大学院学校教育研究科
B 教育実習
ア 専門部会設置の趣旨(目的)及び組織
(ア) 大学院学生の障害児教育実習に関する事項を審議するため,教育実習委員会に置かれる専門部会として大学院障害児教育実習専門部会が設置されている。
(イ) この部会は,特別支援教育講座又は特別支援教育実践センターから選出された教育実習委員会委員,大学院授業科目「障害児教育実習A」・「障害児教育実習B」・「障害児教育実習C」履修者の専門セミナー担当教員のうち,障害児教育講座又は障害児教育所属教員を除く教員で構成している。
イ 運営・活動の状況
(ア) 部会は年2回(内1回は協力校を交えた評価会議)を開催し,又,別途,協力校と事前打合せ会議を開催した。
(イ) 審議し,実施した教育実習の事項とその外の審議事項を整理すると,以下のとおりである。
1) 平成19年度大学院障害児教育実習の実施
実施計画に基づき,32名が新潟県立新潟盲学校外12校で10月〜11月(12日間)に実施した。
2) 大学院障害児教育実習協力校への学生配当
3) 大学院障害児教育実習成績評価
4) 次年度の特別支援学校教育実習実施計画等
(ウ) 履修希望者数が32名と前年度の19名から大幅に増加したため,前年度の9校での実施から新たに4校での実習を増加したが,滞りなく全員の実習を行うことができた。
ウ 優れた点及び今後の検討課題等
 今後実習生が増加していく中で,上越地域を超えて長岡,新潟方面での実習が多くなることが予想される。学生は2週間の期間,実習校への通勤が必要になるが,より充実した実習を行うために,学生が実習校周辺での宿泊先を確保するように指導していくことが求められる。