3 管理運営組織等
 
(31) 施設整備
@ 重点的に取組んだ課題や改善事項等
ア 安全・安心な教育研究環境の確保を目指したバリアフリー対策事業を推進するため,平成20年度予算国立大学法人施設整備費補助金等の実施事業(第3次)により,人文棟・音楽棟のエレベーター改修及びトイレの改修を行い,学内予算により美術棟にエレベーターを新設,トイレの改修を行った。
イ 教育施設の狭隘解消を図るため,教職大学院棟(776u)を新たに整備した。
ウ 地震に対して安全・安心な施設・教育環境確保を目指すために行った建物耐震診断を基に,耐震性能が劣る人文棟の耐震補強工事を実施した。
エ 学生の研究環境改善のため人文棟の講義室に冷房機を設置し,また,老朽化の著しい教員研究室については機器の更新を行った。
オ 附属小学校の屋上防水及びプールを改修し,安全性及び施設設備の信頼性向上を図った。
カ 附属中学校の校舎に空調設備を設置し,夏季における授業環境の改善を図った。
キ 開学30周年を迎えるにあたり,地域開放の観点から中庭の整備及び構内各所に設置された案内板等の整備を行った。
ク 近隣住民からの要望により,野球場及びテニスコートに防球ネットを整備した。
ケ 防災対策として,特別支援教育実践研究センター及び心理教育相談室に放送設備を設置するとともに,老朽化した人文棟の放送用アンプの更新を行った。
コ 経年劣化等による給水の赤水防止対策として,実験棟等の配管更新を行った。
サ 老朽化した中央監視設備及び生活排水処理用の自家用発電機を更新し,信頼性の確保を図った。
A 特筆すべき点や新たな取組みが求められる点
ア 温室効果ガスの排出削減に寄与すべく,省エネルギー対応設備機器の更新及び工法の採用に努める。
イ 契約業務の透明性をより確保するため,契約審査委員会に外部委員(新潟県内3大学による「施設整備に係る協力協定書」に基づく)を加えた総合評価落札方式の採用を検討し,電子入札による一般競争入札の推進を組み合わせることにより,入札業務の中立かつ公正性をより高める。