６　附属施設等

　

(２) 学校教育実践研究センター

�@　センター

ア　設置の趣旨（目的）及び組織

　学校教育実践研究センターは，学校及び地域社会と連携しながら，学校教育の実践に関する諸課題を把握し，本学教員，現職教員，学部・大学院学生及びその他の関係者と共同して，当該課題に関する臨床的・実践的・開発的研究を推進することによって，学校教育の改善，充実及び発展に寄与することを目的として設置されている。組織は，センター長（併任）のもと，特任教授２人，特任准教授３人，兼務教員４人，客員研究員２人で組織され，事務は学務部教育支援課学校連携チームが担当している。

イ 運営・活動の状況

�@）学校教育実践研究センターは，次の業務を行った。

a）教育実習の推進に関すること。

　実習期間中における危機管理体制の見直し及び実習訪問教員の報告方法等，今後の検討課題が挙げられた。

b）臨床的・実践的・開発的研究の推進に関すること。

1）「教育実習ルーブリック」を活用した教育実習生の指導

2）授業研究法を開発するための基礎的研究−質的研究法と量的研究法の統合をめざして−国語

3）授業研究法を開発するための基礎的研究−質的研究法と量的研究法の統合をめざして−SSE

4）社会認識を深めるための授業−社会科・総合的な学習−

　以上の研究プロジェクトについて附属学校及び公立学校の教員に研究員を委嘱して研究を推進した。

5）センターの研究出版物の発行として「実践研究論文20集記念事業記念誌」の執筆者を募集し，８人の応募があり，平成21年度の発行に向け作成を進めている。

6）「教育実践研究」第19集の論文募集を行い，学外から226編，学内から３編の応募があり，審査の結果，学外37編，学内３編の掲載を決定し発行する。

c）学校及び地域社会との連携・支援に関すること。

1）平成20年度客員研究員講演会「教育実践研究の進め方」

2）第６回教育実践研究発表会

�A）教育活動

a）学部

　学習臨床入門，学習臨床概論A，実践セミナー�T・�U「学習臨床」， 学習臨床セミナー�T・�U，教育実地研究�T・�TA・�TB・�U（授業基礎研究�T）・�U（授業基礎研究�U）・�V・�[，体験学習，総合インターンシップ，ボランティア体験，人間教育学セミナー（教職の意義），臨床教育課程論，教職実践演習，韓国文化論，学習臨床概論B，初等国語科指導法，総合・生活科指導法，総合・生活

b）附属学校との連携の推進・支援

1）体験学習（１年次必修），2）教育実地研究�T「観察・参加」（１年次・免プロM１必修），3）教育実地研究�U（３年次前期必修），4）総合インターンシップ，5）学校教育実践研究センターのプロジェクト研究への参画，6）附属学校への研究協力・研究指導等，7）附属学校のプロジェクト研究への参画

c）フレンドシップ事業の推進

1）学びクラブ

d）施設・設備の利用サービス

1）保管する機器，教材，資料の貸出，閲覧，2）各種研究会等への施設の利用

ウ 優れた点及び今後の検討課題等

　今年度は組織改編に時間を取られたにもかかわらず，「特色ある大学教育支援プログラム（特色GP）」事業を推進し，上越教育大学スタンダードの作成と教育実習ルーブリックの作成を行った。

�A　運営委員会

ア 設置の趣旨（目的）及び組織

�@）組織設置の趣旨（目的）

　委員会は，以下a）〜f）に掲げる事項を審議することを目的として設置されている。

a）学校教育実践研究センターの運営に関する事項

b）教育実習の推進に関する事項

c）臨床的・実践的・開発的研究の推進に関する事項

d）学校及び地域社会との連携・支援に関する事項

e）教員免許更新制における更新講習の推進に関する事項

f）その他学校教育実践研究センター長が必要と認めた事項

�A）組織の構成及び構成員等

　組織は学校教育実践研究センター長，学長が指名した兼務教員，学長が指名した特任教員，各学系から選出された教授又は准教授，学長が指名した附属学校副校長，学務部長の計11名で構成されている。

イ 運営・活動の状況

�@）委員会等の開催状況

　平成20年度は，３回開催し，次の事項について審議した。

第１回（平成20年５月13日開催）

第２回（平成20年10月29日開催）

第３回（平静21年３月18日開催）

�A）審議された主な事項

第１回（平成20年度業務計画，学校教育実践研究センター使用要項)

第２回（平成21年度業務計画，報告　教育実習の推進に関すること，臨床的・実践的・開発的研究の推進に関すること，学校及び地域社会との連携・支援に関すること）

第３回（平成20年度研究活動，教育活動及び事業活動，平成21年度学校教育実践研究センター運営等）