３　管理運営組織等

　

（14）ＧＰ支援室

�@　設置の趣旨（目的）及び組織

ア　組織設置の趣旨（目的）

ＧＰ支援室は，文部科学省が行う国公私立大学を通じた大学教育改革の支援プログラム（ＧＰ）の申請の総括及び採択されたＧＰの円滑な推進等を図ることを目的に，平成17年10月に設置された。

イ　組織の構成及び構成員等

室長及び室員で組織するＧＰ支援室は，室長を学長の指名する副学長，室員を学長が指名する者で構成している。平成21年度は，４月に教員１人を９月に事務職員１人を新たに室員に委嘱して計８人で運営した。

�A　運営・活動の状況

ア　委員会等の開催状況

平成21年度においては，以下のとおりＧＰ支援室会議を６回開催したほか，各種ＧＰの申請に際しては，ＧＰ支援室のメンバーが構成員に加わって申請書作成ＷＧを随時実施した。

・　ＧＰ支援室会議

イ　審議された主な事項

平成21年度の主な審議事項は，平成21年度ＧＰ支援室体制，平成21年度各種競争的資金申請及び採択状況，平成22年度各種競争的資金申請に向けた取組，平成21年度大学教育改革プログラム合同フォーラム，ＧＰ支援室設置要項の一部改正に関すること等である。

ウ　重点的に取組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等

平成21年度に採択された，「専門職大学院等における高度専門職業人養成教育推進プログラム（継続「平成20年度採択専門職大学院ＧＰ」）」について，事業計画が適切に実施されるよう，各実施協力機関との連絡調整等を行い，事業の円滑な推進に努めた。

各種ＧＰの申請にあたっては，昨年度に続き文部科学省等からの情報の収集に努め，それらの情報を学内に広く周知した上で，学内各部局に対する照会を行った。提出された各計画については，計画の再編・統合を含め，大学全体として適切な申請となるよう調整を行うなど内容の充実に努めた。

また，文部科学省委託事業として採択された「平成21年度教員の資質能力追跡調査事業」については，申請書の作成作業を就職支援室と共同して行い，事業の実施に当たっては就職支援室において事務を担当した。

�B　優れた点及び今後の検討課題等

採択されたＧＰ以外の事業（委託事業等）においても，平成21年度以前に実施した学内ヒアリング及び不採択となった申請ＧＰの検討内容が参考になっていると考える。引き続き，ＧＰ支援室が中心となって，各種ＧＰ申請にかかる検討作業を行う。