６　附属施設等

（２）学校教育実践研究センター

�@　センター

ア　設置の趣旨（目的）及び組織

学校教育実践研究センターは，学校及び地域社会と連携しながら，学校教育の実践に関する諸課題を把握し，本学教員，現職教員，学部・大学院学生及びその他の関係者と共同して，当該課題に関する臨床的・実践的・開発的研究を推進することによって，学校教育の改善，充実及び発展に寄与することを目的として設置されている。組織は，センター長（兼務）のもと，特任教授３人，特任准教授５人，兼務教員７人，客員研究員２人で組織され，事務は学務部教育支援課学校連携チームが担当している。

イ　運営・活動の状況

�@）　学校教育実践研究センターは，次の業務を行った。

ａ　教育実習の推進に関すること。

初等・中等教育実習協力校を糸魚川市内の小・中学校へ拡大を進めた。学校支援プロジェクト連携協力機関を新潟県内及び群馬県内の派遣校へ拡大するよう検討した。

ｂ　臨床的・実践的・開発的研究の推進に関すること。

（a）　教育実習の手引きの改訂

（b）　授業研究法を開発するための基礎的研究−ＩＣＴを活用した授業改善研究プロジェクト−

（c）　授業研究法を開発するための基礎的研究−長期宿泊型体験学習におけるソーシャルスキル教育プロジェクト−

（d）　授業研究法を開発するための基礎的研究−国語の授業参観並びに授業検討研究について−

（e）　授業研究法を開発するための基礎的研究−自然から始まる学び創造プロジェクト−

（f）　社会認識を深めるための授業−社会科・総合的な学習−

以上の研究プロジェクトについて附属学校及び公立学校の教員に研究員を委嘱して研究を推進した。

（g）　センターの研究出版物として「教育実践研究　第20集記念誌−教育実践学研究へのいざない−」を発行した。

（h）　「教育実践研究」第20集の論文募集を行い，学外から232編，学内から４編の応募があり，審査の結果，学外46編，学内４編の掲載を決定し発行する。

ｃ　学校及び地域社会との連携・支援に関すること。

（a）　第７回教育実践研究発表会

期　 　日　　　平成21年８月７日（金）

会　 　場　　　上越教育大学学校教育実践研究センター

発 表 者　　　 27名

参 加 者　　　 109名

客員研究員の講評

（b）　小学校英語担当教員講習会

講　 　師　　　サイモン・エルダトン（ＡＬＴ），中村　博生（新潟県立看護大学）

期　 　日　　　平成21年10月22日・11月５日・12日・19日（木）

会　 　場　　　上越教育大学学校教育実践研究センター

参 加 者　　　 67名

（c）　電子情報ボード活用セミナー

講　 　師　　　中川　一史（放送大学）

期　 　日　　　平成21年11月22日（日）

会　 　場　　　上越市民プラザ

参 加 者　　　 80名

（d）　電子情報ボード利活用連続セミナー

期　 　日　　　平成21年12月９日・16日・平成22年１月６日・13日・20日・27日・２月10日・17日（水）

講　 　師　　　中野　博幸特任准教授，安田　ひとみ（上越市立和田小学校），瀧澤　豊（上越市立城北中学校），工藤　寛之（上越市立城西中学校），金子　剛志（上越市立大和小学校），戸田　正明（上越市立春日小学校），清水　雅之特任准教授

会　 　場　　　上越教育大学学校教育実践研究センター

参 加 者　　　 120名

（e）　学級づくりセミナー　〜Ｑ−Ｕを用いた事例検討〜

期　 　日　　　平成22年１月20日・27日・２月10日・17日・24日（水）

講　 　師　　　伊佐　貢一特任准教授

会　 　場　　　上越教育大学学校教育実践研究センター

参 加 者　　　 60名

（f）　第１回学校支援プロジェクトセミナー

期　 　日　　　平成22年２月11日（木）

会　 　場　　　上越教育大学学校教育実践研究センター

発 表 者　　　 81名

参 加 者　　　 学校支援プロジェクト連携協力機関他　64名　学内　26名

�A）　教育活動

ａ　授業

（a）　学部

学習臨床入門，学習臨床概論A，実践セミナー�T・�U「学習臨床」，学習臨床セミナー�T・�U，教育実地研究�T・�TA・�TB・�U（授業基礎研究�T）・�U（授業基礎研究�U）・�V・�[，体験学習，総合インターンシップ，ボランティア体験，人間教育学セミナー（教職の意義），臨床教育課程論，教職実践演習，韓国文化論，学習臨床概論B，総合・生活科指導法，総合・生活

（b）　大学院

実践場面分析演習�T・�U「学習臨床」，学習臨床研究セミナー�T・�U，研究プロジェクト・セミナー

ｂ　附属学校との連携の推進・支援 　

（a）体験学習（１年次必修），（b）教育実地研究�T「観察・参加」（１年次・免プロM１必修），（c）教育実地研究�U（３年次前期必修），（d）総合インターンシップ，（e）学校教育実践研究センターのプロジェクト研究への参画，（f）附属学校への研究協力・研究指導等，（g）附属学校のプロジェクト研究への参画

ｃ　フレンドシップ事業の推進

（a）　学びクラブ

ｄ　施設・設備の利用サービス

（a）保管する機器，教材，資料の貸出，閲覧，（b）各種研究会等の施設の利用　78件　延べ　2,867名

ウ　優れた点及び今後の検討課題等　　

地域の教職員を対象とした自主セミナーを定期的に開催し，多くの参加者を得ている。参加しやすい環境整備が課題である。

�A　運営委員会

ア　設置の趣旨（目的）及び組織

�@）　組織設置の趣旨（目的）

委員会は，以下ａ〜fに掲げる事項を審議することを目的として設置されている。

ａ　学校教育実践研究センターの運営に関する事項

ｂ　教育実習の推進に関する事項

ｃ　臨床的・実践的・開発的研究の推進に関する事項

ｄ　学校及び地域社会との連携・支援に関する事項

ｅ　教員免許更新制における更新講習の推進に関する事項

ｆ　その他学校教育実践研究センター長が必要と認めた事項

�A）　組織の構成及び構成員等

組織は学校教育実践研究センター長，学長が指名した兼務教員，学長が指名した特任教員，各学系から選出された教授又は准教授，学長が指名した附属学校副校長，学務部長の計11名で構成されている。

イ　運営・活動の状況

�@）　委員会等の開催状況

平成21年度は，２回開催し，次の事項について審議した。

第１回（平成21年４月23日開催）

第２回（平成22年３月17日開催）

�A）　審議された主な事項

第１回（平成21年度業務計画)

第２回（平成21年度研究活動，教育活動及び事業活動報告）