【特別支援教育コース】
 

 
我 妻 敏 博(教 授)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
 少人数の授業が多いことから,学生のニーズに合わせた授業内容になるよう考慮している。さらに,聴覚障害学生が受講している授業では紙資料やパワーポイントなど,視覚的な資料を豊富に用意し,「読んでわかる授業」になるよう心がけた。当初は聴覚障害学生のために様々な紙資料を揃えたのだが,他の受講生もそれを欲しがり,全員分配布するようになった。
成績評価では出席を重視しつつも,期末には試験を行うことによって講義内容の定着を図り,客観的に結果が出るようにしている。
【観点2】教育の達成状況
 少人数の授業では学生とやりとりしながらの授業展開が可能であったため,教育の達成度が高まった。また,紙資料を豊富にしたことも教育の達成におおいに貢献した。期末試験ではほとんどの学生が80%以上の成績を示したことから,達成状況は好ましいものであったと思われる。
研究指導
【観点2】大学院
 基本的には個別に研究指導を行った。特に修士論文作成の年度では,研究テーマの決定,研究目的や研究方法,データの収集方法や分析方法など,頻繁にきめ細かな指導を行った。コースの修士論文発表会の前にはゼミの時間において発表原稿の吟味や発表の練習,模擬質疑応答などを徹底して行い,ゼミに参加しているM1に対しても参考になるよう工夫した。
その他の教育活動
・明治学院大学,信州大学において集中講義を実施した。
・国立特別支援教育総合研究所短期研修において講義を担当した。
・長岡聾学校(1名)及び新潟聾学校(1名)における教育実習に対して研究授業に参加し,その後の授業研究会にて学生指導を行った。
特色ある点及び今後の検討課題等
 特別支援教育では障害種別によって指導方法が全く異なり,障害種別ごとにかなりの専門性が要求される。私が担当している聴覚障害教育も同様であり,通常の授業だけでは専門性を育成することは不十分と考え,ゼミの時間を週あたり6時間以上設けて,講義・実習・演習を行い,学生に専門性を身につけさせるようにした。さらに,関連する学会や研究会に学生を連れて参加し,広く学べる機会を設けた。
 検討課題は,正規の時間以上の時間をゼミや演習に費やすことの是非であるが,専門性の育成という観点からいた仕方ないように思える。学会参加については,強制参加にはしていないものの,学生への経済的負担を強いることになるが,これも仕方がないことと思われる。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
論】(1)平成21年6月:『地域の小中学校に在籍する難聴児の実態と学校健康診断に関する調査』(共著) Audiology Japan, vol.52, pp.166-171
学会活動への参加状況
(1)7月5日:国際聾教育学会第12回大会出席, (2)9月19日〜9月21日:日本特殊教育学会第47回大会出席, (3)10月14日〜10月16日:全日本聾教育研究会第43回大会出席
◎特色・強調点等
 研究活動の特色は教育現場に関連した実践的な研究が主であることである。私の専門領域が聴覚障害であることから,聾学校教育における課題を意識して研究テーマを探り,教育現場に役立つ研究結果が得られるよう考慮している。また,研究成果を発表する際も現場教師が目にする雑誌への投稿を意識している。
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)10月:下越難聴言語障害児教育研究協議会講演会講師, (2)11月:新潟県立長岡聾学校研修会講師, (3)7月〜12月:秋田県教員免許認定講習会講師, (4)8月:富山県教員免許認定講習会講師, (5)8月:長野県教員免許認定講習会講師, (6)8月:新潟県教員免許認定講習会講師
◎社会への寄与等
 下越地域の難聴言語障害児教育を担当する教師で構成される研究協議会および県立長岡聾学校研修会において聴覚障害児の言語指導についての講演を行った。他に,秋田県,富山県,長野県,新潟県の教員免許認定講習会において聴覚障害の科目で講師を務めた。
 

  
大 庭 重 治(教 授)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
 FDの結果を参考にして改善を図った。成績評価は,出席状況や試験結果に基づき総合的に厳密に実施した。
【観点2】教育の達成状況
 シラバスに記載した目標は十分に達成された。
研究指導
【観点2】大学院
 定期的にセミナーを開催し,研究指導を計画的に実施するとともに,院生同士の議論の時間を十分に提供した。また,オフィスアワーなどの活用により個別的な指導も随時実施した。
その他の教育活動
・12月25日〜27日に信州大学において非常勤講師を務めた。
・免P学生1名の小学校における教育実習を指導した。院生3名の特別支援学校における教育実習を指導した。
特色ある点及び今後の検討課題等
 セミナーを定期的に開催するとともに,特別支援教育実践研究センター及び市内小学校において特別支援教育に関する実習の場を提供し,臨床的教育を推進した。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
論】(1)平成22年2月:『通常の学級における低学年児童の書字学習状況とその支援課題』(単著) 上越教育大学研究紀要, 第29巻, pp.151-157
(2)平成22年3月:『特別支援教育と盲学校に関する覚書』(単著) 上越教育大学特別支援教育実践研究センター紀要, 第16巻, pp.31-36
発】(1)平成21年9月:『通常の学級に在籍する書字困難児の学習状況とその支援課題』(単) 日本特殊教育学会
(2)平成21年9月:『知的障害児・者を対象とした余暇活動支援事業におけるボランティアの役割』(共) 日本特殊教育学会
共同研究(幼,小,中,高等学校及び特別支援学校教員との共同研究を含む)の実施状況
(1)視覚障害児の発達支援 代表者:浦野省治校長(富山県立盲学校) 富山県立盲学校
学会活動への参加状況
(1)9月19日〜9月21日:日本特殊教育学会第47回大会出席, (2)9月24日〜9月25日:日本神経心理学会第33回総会出席
◎特色・強調点等
 特別支援教育実践研究センターにおける臨床研究に加え,近隣特別支援学校及び小学校での実践的研究を継続している。それらの成果はホームページ上において随時公表している。
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)新潟盲学校相談支援センター運営委員, (2)目や見え方に関する教育相談会, (3)長野県教育職員免許法認定講習, (4)新潟県教育職員免許法認定講習, (5)富山県教育職員免許法認定講習, (6)上越教育大学教育職員免許法認定講習, (7)上越教育大学教員免許状更新講習, (8)新潟市立総合教育センター特別支援学校教育研修, (9)柏崎市教職員専門研修, (10)上越市特別支援教育研修会, (11)上越市立柿崎小学校出前講座, (12)富山県特別支援学校障害種別研修会, (13)新潟県教育研究集会
◎社会への寄与等
 講習会の講師,学校における共同研究者として,研究成果を還元した。
 

  
齋 藤 一 雄(教 授)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
 授業の資料として,その日の授業の内容と予定時間を示すもの,文章等による資料,パワーポイントの資料を用意している。特に,聴覚障害のある院生には,前日までに事前配布している。授業では,グループ討議やミニアンケートなどを実施し,その結果については文章を起こし,次回に配布している。また,パワーポイントには,文字だけではなく,写真や図を入れ,注目を促すようにしている。
 成績評価は,出席と討議・ミニアンケートの内容を考慮し,試験やレポートによって,どのようなことを授業で学んだかを評価している。
【観点2】教育の達成状況
 受講生の中には大学院になって初めて特別支援教育,障害児教育を学ぶ院生も多く,逆に10年以上も特別支援学校等で教員の経験のある院生もいる。しかし,基本的に理解しなければならないことは共通にあり,その点では,前期の終わりの頃には活発な討議が行われる様子も見られる。また,場面分析演習では実際の授業を観察し,自分たちで指導案を作成し,実際に授業を行っているが,お互いに持てる力を最大限発揮して取り組んでいる。このような点からも,授業の目標を十分に達成しているといえる。
研究指導
【観点2】大学院
 修士課程2年生3名,3年生1名,1年生1名,計5名の院生を担当している。1年生は,論文の書き方とテーマに沿った論文の講読を行っている。2・3年生は研究経過を報告し合い,互いに討議し合い,学び合いができるようにしている。個別の課題に沿った指導もていねいに行っている。
 また,コース全体で発表会を4回行い,研究と討論の積み重ねを大事にしている。
 博士課程の学生についても,2名を対象に授業を行い,論文作成に関するアドヴァイスや相談に応じた。
その他の教育活動
・新潟県立柏崎養護学校・妙高市立にしき養護学校における教育実習生の指導
・上越市立針小学校・上杉小学校における教育実習生の指導
特色ある点及び今後の検討課題等
 知的障害養護学校での25年間の教員や管理職の経験をもとに,実践的な内容の講義や指導に心がけてきた。知的障害に関する教育課程の編成の問題から,実際に日課表に設定されている授業について,具体的な教材の紹介や指導法について解説している。また,特別支援教育実践研究センターのプレールームを使ってリトミックやリズム運動などの実技も身につけられるように実践している。その他,バリアフリー調査や障害理解教育のための指導案作成,場面分析演習では,養護学校での授業の観察,指導案の作成,授業の実施,授業分析と改善など,実践に直結びつくような指導を展開している。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
著】(1)平成21年4月:『中等科音楽教育法』(共著) 音楽之友社
(2)平成21年4月:『初等科音楽教育法』(共著) 音楽之友社
論】(1)平成22年3月:『知的障害養護学校小学部における音楽の教材と授業に関する調査研究』(単著) 上越教育大学特別支援教育実践研究センター紀要第16巻, 19-26頁
業】(1)平成22年2月:『先輩に学び子どもに学び書に学んだことを生かす』(単著) 実践障害児教育2月号, 13−15頁
(2)平成22年3月:『知的障害養護学校小学部における音楽の教材と授業に関する調査研究』(単著) 報告書 全45頁
(3)平成22年3月:『特別支援学校における授業分析(21)』(共著)報告書 全61頁
発】(1)平成21年8月:『障害のある子どもを対象として自作教材をどう活用するか』(単) 日本学校音楽教育実践学会
学会活動への参加状況
(1)平成21年度:日本特殊教育学会編集委員, (2)平成21年度:日本学校音楽教育実践学会常任理事, (3)平成21年度:日本学校音楽教育実践学会紀要編集委員, (4)9月19日〜21日:日本特殊教育学会第27回大会参加, (5)8月22日〜23日:日本学校音楽教育実践学会
◎特色・強調点等
 知的障害養護学校や特別支援学級の授業場面を取り上げ,調査研究や実践研究を行っている。また,そのための教材開発を行っている。
 上越教育大学特別支援教育実践研究センター紀要第16巻に「教材・教具の紹介」で「リズムに合わせて足踏みをするための自作曲『ひだりあしドン』」を紹介した。
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)上越市就学支援委員会委員, (2)杉並区学校第三者診断委員, (3)上越市特別支援教育研究会顧問, (4)教員免許状更新講習講師, (5)上越教育大学免許法認定講習, (6)富山県特別指導者招へい事業(特別支援教育部門)講師, (7)新潟県新任特別支援学級担任教員研修講師, (8)専門性向上事業(特別支援学校教員免許認定講習)講師
◎社会への寄与等
 日本学校音楽教育実践学会の常任理事及び編集委員として,年6回の会合に出席し,全国大会の企画,研究紀要の編集に当たった。日本特殊教育学会では,編集委員会に出席し,2編の査読を行った。富山県の特別指導者招へい研修では,10日間の研修を一人で計画し,実施した。講義・演習・授業研究会を行い,富山県特別支援学校教員の資質向上に寄与できたと考える。大変ではあったが,これまでの研究・実践を振り返る意味でも有意義であった。
 また,杉並区の第三者診断委員として会議に出席するとともに,診断チームのリーダーとして小学校2校を訪問した。事前に学校による評価資料を吟味し,事前に校長先生等と面談し,打ち合わせを行い,2日間にわたって学校を訪問し,教職員の面談並びに施設と授業の観察を行い,報告書をまとめた。実に貴重な機会であったが,気骨の折れる仕事で,報告書作成にあたっては細かい配慮が必要であった。
 

  
土 谷 良 巳(教 授)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
 実習,演習にかぎらず,講義においても実践的,臨床的視点を強調して授業をすすめた。具体的には,授業において教育実践の場,臨床の場に関するビデオ映像を多用し,講義で取り上げた内容について,具体的なイメージをもてるようにした。学生の達成度評価に関しても,単に知識を問うのではなく,ビデオ映像等の実践的,臨床的資料について,教育実践的な観点から論考を求める課題を提示した。
【観点2】教育の達成状況
 特別支援教育の教員として特に必要とされる資質に関して,特に障害の重い子どもとの教育実践において重要とされる,障害のある子どもの視点に立って子どもの障害の状態,困難,教育ニーズを理解すること,また,子どもの主体性を生かす教育実践を進めること,さらに系統的な指導を進めること等について,基礎的な知識と技能を得ることができたと評価できる。
研究指導
【観点2】大学院
 特別支援教育に関して,実践的な課題に関して研究を進めるように指導した。具体的には,障害のある子どもを理解すること,具体的な教育課題の解決に向けた教育実践に取り組むこと,学校教育の場での実際の授業について検討すること等に関して,教育の場と直結した事例研究及びアクション・リサーチに取り組ませることにより,実践的,臨床的な研究指導を進めた。指導にあたっては,資料収集の場に立ち会うこと,収集したビデオ資料について検討すること等を通して,手厚いスーパバイズを実行した。
その他の教育活動
・横浜国立大学教育人間科学部臨時教員養成課程での集中講義
・福井大学教育地域科学部での集中講義
特色ある点及び今後の検討課題等
 実習,演習にかぎらず,講義や研究指導においても実践的,臨床的視点を強調して教育活動をすすめた。具体的には,教育実践の場,臨床の場に関するビデオ映像の紹介,諸外国における教育実践に関する映像資料の紹介,教育や福祉の実践の場への観察実習の機会を設けること,授業や演習において現職教員による教育実践の紹介の場を設けること等を実施した。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
発】(1)平成21年4月:『自主シンポジウム:先天性盲ろう児へのコミュニケション支援』(共) 日本特殊教育学会
(2)平成21年9月:『全盲の子どもの粘土あそびに向けた初期的造形行為に関する事例的研究』(共) 日本特殊教育学会
(3)平成21年9月:『脳萎縮を伴うSMAT型児の意図的表出に関する事例的研究』(共) 日本特殊教育学会
(4)平成21年9月:『視覚に困難を有する幼児とかかわり手との遊び場面における相互作用に関する事例的研究』(共) 日本特殊教育学会
(5)平成21年9月:『全盲でダウン症を伴う子どもとの楽器を共有した初期的かかわり合いに関する事例的研究』(共) 日本特殊教育学会
在外研究の状況
(1)平成21年12月12日〜12月18日:科学研究費補助金による海外調査研究:英国スコットランドを中心にした先天性盲ろう児のコミュニケーションと学校教育の実際に関する調査研究
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)川崎市教育委員会専門員(障害児学級担当), (2)川崎市総合教育センター専門員(教育心理学担当), (3)群馬大学附属特別支援学校第30回障害児教育公開研究会, (4)神奈川県立鎌倉養護学校公開授業及び創立30周年記念講演会, (5)社会福祉法人光道園生活支援事例報告会, (6)平成21年度新潟県教育職員免許法認定講習, (7)上越教育大学教育職員免許法認定講習, (8)新潟県立教育センター重度・重複障害教育講座, (9)長野県総合教育センター重度・重複障害教育講座, (10)川崎市立学校障害児学級等新担任者2年目研修, (11)川崎市特別支援教育センター指導主事研修, (12)神奈川県立小田原養護学校肢体不自由教育部門研修会, (13)千葉県立四街道養護学校研修会, (14)横浜市立中村特別支援学校授業研究会, (15)逗子市立逗子小学校公開研究会, (16)長野県寿台養護学校授業研究会, (17)長野障害児教育実践セミナー, (18)新潟県立新潟盲学校視覚障害教育研修会, (19)新潟県立新潟盲学校寄宿舎指導員研修会, (20)新潟県立はまぐみ養護学校重度重複障害教育研修会, (21)川崎市立小学校たんぽぽ学級夏季合同研修会, (22)川崎市立大戸小学校たんぽぽ学級40周年記念公開授業研究会, (23)川崎市立東桜本小学校たんぽぽ学級30周年記念公開授業研究会
◎社会への寄与等
 教育委員会及び県・政令市の教育センター専門員等委員,認定講習,教育センターの講座における講義,学校を訪問しての授業研究会の講師,学校における専門性向上のための研修会講師,学校における公開授業の指導・助言及び現職教員による研修セミナーの講師等,特別支援教育の専門性向上に資する社会貢献を上越地域や近県において精力的に取り組んだ。
 

  
笠 原 芳 隆(准教授)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
(1)各授業を進める過程で,疑問に思うことやもっと深めたいことについてそれぞれ学生から書き出してもらい,その後の授業で可能な範囲で追加説明するよう心がけた。また,講義であってもできるだけ演習・実習的な内容を取り込んで実践的に学べるよう配慮した。
(2)レポートや試験の評価については規準を設けるようにし,出席を含め,配点を明確にするなど配慮した。
【観点2】教育の達成状況
(1)臨床実習では,特別支援教育の現場における自立活動の指導を想定し,動作法等の技法を紹介して活用できるようにするとともに,個別の指導計画を作成して実習を行った。ティーム・ティーチングの一端を経験できるようグループを編成して実習を行えるよう配慮するとともに,保護者への指導に関する説明の場を設けるなど,現場での実践を意識した取り組みを行い,成果をあげた。
(2)研究法演習では,藤井研究室と合同のプロジェクト研究を行い,「特別支援学級担当教員の専門性向上」をテーマに示し,専門性向上の方法等について理解を深めた。(平成22年度に日本特殊教育学会で成果を発表する予定である。)また,障害児自立活動論では,重複障害のある生徒の実態把握や課題抽出に関する実習をグループで行ったことで,臨床実習同様ティーム・ティーチングを想定しながら実践力を高めることができた。
研究指導
【観点2】大学院
 研究指導については,私自身が設立にかかわった,障害青年の余暇・学習支援活動(ナディアの会の活動)や全国及び上越地域の特別支援教育に関連する研究会(自立活動研究ネットワーク)等への参加を促すとともに,近隣学校の教員との話し合いの場を設け,直接障害青年本人や特別支援教育に携わる現場の教員と情報収集・情報交換できるよう配慮し,実践的な研究や特別支援教育の場における諸課題を解決する力を身に付けるための研究が推進できるよう工夫した。
その他の教育活動
・秋田大学教育文化学部非常勤講師
・富山大学人間発達科学部非常勤講師
・上越保健医療福祉専門学校非常勤講師(障害者福祉論担当)
・上越教育大学保育実習T・U事前・事後指導(施設見学等含む)担当
特色ある点及び今後の検討課題等
 臨床実習や学内プロジェクト研究にかかる現場教員との共同学習会等への参加を通して,学生が実践的に特別支援教育の場における諸課題を解決する力を身に付けられるよう工夫した。また,養護学校等を卒業した青年の学習の会等にボランティアとして入るなかで,修士論文作成にかかる研究テーマ等を決定するための資料を得ることができるよう配慮した。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
論】(1)平成21年8月:『特別支援教育における個別の教育支援計画の活用と評価に関する実践研究』(共著) 上越教育大学研究プロジェクト報告書 第2号, pp.91-109
発】(1)平成21年8月:『小・中学校における養護教諭のアレルギー疾患児への支援』(共) 日本育療学会
(2)平成21年8月:『筋ジストロフィー児の卒業後の生活の質を高めるための教育内容』(単) 日本育療学会
(3)平成21年9月:『肢体不自由青年の余暇・学習活動の会からの学び』(共) 日本特殊教育学会
共同研究(幼,小,中,高等学校及び特別支援学校教員との共同研究を含む)の実施状況
(1)特別支援教育における自立活動の指導の展開−協働性の構築と教師の専門性− 代表者:安藤隆男(筑波大学大学院)自立活動研究ネットワーク
(2)学習や生活上の困難に対応する指導・支援 代表者:小杉敏勝(地域活動支援センター「つどいの郷」(元県立高田養護学校長))上越自立活動研究会
学会活動への参加状況
(1)8月22日〜23日:日本育療学会第13回学術集会出席・発表(口頭・ポスター), (2)9月19日〜21日:日本特殊教育学会第47回大会出席・発表(シンポジウム), (3)8月19日:第10回記念自立活動研究フォーラム(テーマ:特別支援教育における自立活動の展開−新学習指導要領との関連から−)企画・運営, (4)6月28日:上越自立活動研究会平成21年度学習会(テーマ:特別な支援を必要とする子の学齢期への移行U)企画・運営
◎特色・強調点等
 特別支援教育の現場の課題の抽出,課題解決に向けての研究を,新潟県上越地域の,あるいは全国の特別支援教育担当教員と協働で行うことをモットーに推進してきた。また,自分の専門領域である病弱・肢体不自由教育に関する今日的課題を取り上げた研究も実践的に深めるよう努力した。
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)平成21年度大学公開講座「個別の指導計画の作成法と活用法」担当者, (2)新潟県立上越養護学校非常勤講師(自立活動担当), (3)石川県立養護学校文部科学省委託事業指導・助言者, (4)新潟県教育職員免許法認定講習講師, (5)新潟県教職12年経験者研修講師, (6)柏崎市早期療育事業「たんぽぽプレー教室」指導・助言者, (7)肢体不自由青年余暇・学習の会(ナディアの会)運営委員, (8)新潟県特別支援教育音楽授業研究会講師
◎社会への寄与等
 特別支援教育に携わる教員に対しては,公開講座や認定講習,校内研修会等とおして,自立活動の理念や自立活動と教科との関連,個別の指導計画作成・活用・評価の方法,病弱・肢体不自由児の具体的な指導法について助言した。また,研究フォーラムの企画・運営や教材・教具集の編集等自立活動研究ネットワークや上越自立活動研究会の活動をとおして,広く地域や全国の特別支援教育担当教員の力量向上の一端を担えたものと考えている。
 

  
河 合   康(准教授)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
 特殊教育から特別支援教育への転換に伴う最新の情報を提供するように試みた。成績評価においては,試験時にノートの持ち込みを可とする一方で,ノート整理が不十分であると時間が足りなくなるような工夫をし,学習の成果が的確に反映されるようにした。
【観点2】教育の達成状況
 これまでで最も多い7名の大学院生を修了させたが,いずれも教育現場に密着した実践的能力を身につけて,教育現場で活躍している。
研究指導
【観点1】学部
 障害児教育概論では,特殊教育から特別支援教育への転換に伴う背景を的確に把握できるように工夫した。
【観点2】大学院
 「実践場面分析演習T,UA(特別支援教育)」では,近隣養護学校の協力を得て,実際に,子どもの実態把握,授業の立案から実施までを行い,現場に直結した授業展開を行うように配慮した。
その他の教育活動
・長岡市立養護学校,高田養護学校において,教育実習生の指導を行った。
特色ある点及び今後の検討課題等
 特殊教育から特別支援教育への制度的転換を学生が認識できるような授業の工夫を行うと共に,教育現場での観察をできるだけ多く設けるようにした。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
著】(1)平成21年4月:『特別支援教育を創造するための教育学』(共著) 明石書店
(2)平成21年10月:『理解と支援の特別支援教育』(共著) コレール社
(3)平成21年10月:『リハビリテーション大事典』(共著) 中央法規
論】(1)平成21年7月:『長野県の「尋常小学校特別学級規程」に関する史的研究 −特別学級規程の策定と発展について−』(共著) 発達障害研究 第31巻第3号, 221-234頁
(2)平成22年3月:『特別支援教育をめぐる新学習指導要領の内容』(単著) 上越教育大学特別支援教育実践研究センター紀要 第16巻, 1-5頁
(3)平成21年5月:『特別支援教育』(単著) 総合教育技術5月号, 290-307頁
(4)平成22年3月:『特別支援教育における小・中学校と児童相談所の連携に関する調査研究』(共著) 運動障害教育・福祉研究第10号, 25-34頁
(5)平成22年3月:『知的障害特別支援学校の寄宿舎における指導の体制に関する実態調査』(共著) 運動障害教育・福祉研究第10号, 35-41頁
共同研究(幼,小,中,高等学校及び特別支援学校教員との共同研究を含む)の実施状況
(1)特殊教育とインクルーシブ教育の創造的融合による特別支援教育革新のための総合的研究 代表者:中村満紀男(東日本国際大学教授) 平成18−21年度科学研究費補助金基盤研究(A)
学会活動への参加状況
(1)日本特殊教育学会第47回大会参加(学会・準備委員会合同企画ワークショップで司会を担当)
(2)日本発達障害学会第44回大会参加
(3)日本特殊教育学会編集委員
(4)日本発達障害学会編集委員
◎特色・強調点等
 特殊教育から特別支援教育への転換がなされていく中で,その方向性を諸外国との比較教育学的観点から検討した。
 
<社会との連携>
◎社会への寄与等
・文部科学省の専門性向上事業及び新潟県認定講習を担当し,特別支援学校教員免許状の取得率の向上に貢献した。
・上越市障害程度等区分審査委員会委員として活動した。
 

  
葉 石 光 一(准教授)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
 授業を進めるにあたって第一に心がけた点は,学生の学習状況,理解状況を把握することである。それに応じて教え方を臨機応変に変えていく必要がある。また授業の内容を発展させるためのガイダンス(関連する他の授業を紹介する等)を行うことを心がけ,学びが一つの授業だけで閉じてしまわないように心がけた。また,座学の講義であっても学生自身が学びに直接取り組む機会を積極的に設ける必要があると考え,内容の理解に関して,自ら調査し,説明し,理解を得ることができるかどうか,試す機会を多く設けた。
【観点2】教育の達成状況
 学びの機会を増やすためのガイダンスには意味があったと思われる。時間数の都合で,深く入り込めない内容は,特に他の授業でさらに学びを深めるように指示した。それに応えて学習を深めた学生は修士論文作成においても,存分にその成果を発揮した。授業において,学生が調べ,説明し,理解してもらうという作業を繰り返したことは,当人の理解にとって大変意味があった。
研究指導
【観点2】大学院
 研究指導においては,担当学生が全員集まる中でのディスカッションとともに,個別指導の二本立てでの指導を行った。ディスカッションでは,学生の関心ある内容に関わらず,発達支援の根幹をなす理論の学習,研究の進め方の学習を行った。研究計画の立案においては,上記の集団でのディスカッションと個別指導を併用した。これにより,学生個々の関心のある内容に関わらず,広く様々な内容への関心を育てること,他の学生の考え方に触発されて自らの研究を振り返ることを狙った。学生の研究は多面的に吟味される過程で,内容を一層充実させたものとなって進行している。
その他の教育活動
 長野学園長野大学での非常勤講師を行った。担当科目は「発達心理学」及び「肢体不自由児の心理・生理・病理」である。いずれも専門領域に深く関連するものであり,この授業を担当することは自らの専門性を一層深める機会となっている。教職講座としては教員免許状更新講習(特別支援教育についての基本的理解)を担当した。
特色ある点及び今後の検討課題等
 教育活動においては,言うまでもないことだが,学生に通じやすい講義の構成に心がけた。その際に最も重要と思われたのは,話している内容に対する本人の実感が伴っているか否かであった。日頃接する身近なニュース,生活上の出来事を含め,幅広く講義内容に関連する話題に対してアンテナを張り,そういった事柄に基づいて実感が伝わりやすいように講義を工夫した。このような工夫は,学生には分かりやすさとして好意的に受け止められたように思う。課題としては,講義での双方向のやりとりを作り出す機会をいかに設けるかである。工夫によって学生の理解の程度はよいと思われるが,理解の質は自分がどう思うかを言葉にして説明することにかかっている。講義においてそのような機会を作り出す工夫はいまのところできていない。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
論】(1)平成21年4月:『知的障害者における片足立ちと平均台歩きに関わる要因の検討』(共著) Equilibrium Research, 68(2), pp.62-67
(2)平成21年4月:『Verbal regulation of grip force in preschoolers』(共著) Perceptual and MotorSkills,108(2),540-548
(3)平成21年4月:『知的障害者の運動能力モデルとそれに関連する属性変数』(共著) 障害者スポーツ科学, 7(1), pp.47-53
学会活動への参加状況
(1)9月20日:自主シンポジウム指定討論者.「発達障害と不器用」, (2)日本特殊教育学会第47回大会.宇都宮大学, (3)日本特殊教育学会第47回大会発表論文集,733ページ(自主シンポジウム概要)
◎特色・強調点等
 研究の主たるテーマは知的障害者の運動機能の特徴に関する心理学的研究である。研究活動上の特色としては,知的障害者の運動機能の問題を,単純に当人の内的特性上の故障と捉えるのではなく,環境・状況と本人の特性が作り出す状態像という視点を導入している点である。そういった観点からこそ,運動機能上の問題の支援方策もより具体的に導き出すことができると考える。
 

  
藤 井 和 子(講 師)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
 「言語障害教育総論」においては,子ども理解を深めるために,ビデオ教材をできるだけ取り入れた。また,障害のある子どもの指導内容や指導方法は,個々の子どもの実態から決定していくものであるため,言語障害教育に関する基礎的な知識の提供とともに,チームアプローチによる課題解決のあり方(集団討議を経て,言語障害のある子どもの指導方法を決定する課題等)を検討してもらう時間も設定した。
【観点2】教育の達成状況
 言語障害教育に関する知識や技術の学習については比較的取り組みやすいが,チームで指導方法を創出することについては,現職経験のない院生は戸惑うことが多いようだ。しかし,現職院生を各グループに配置することなどにより,積極的に意見を出す様子が見られた。集団討議の方法を工夫して話し合いをするグループも見られ,一定の成果が得られたと考えられる。
研究指導
【観点2】大学院
 特別支援学校に在籍する児童生徒の実態として,障害の重度・重複化,多様化が顕著であり,言語・コミュニケーションに関する指導が重要になっている。しかし,教師の実態をみると,専門性の上で多様な実態がある。このような状況にある特別支援学校において効果的な言語・コミュニケーション指導を実践するには,教師間の連携が不可欠である。教師一人ひとりの力量を高めると共に,チームティーチングにより,チームとしての指導力を高めていくことも求められている。以上のようなことから,教師における同僚性の構築をテーマに研究指導を行っている。
その他の教育活動
 言語障害のある子ども及び保護者を対象とした教育相談において,院生とともにカンファレンスを行うことによって,子どもや保護者の実態の把握及び支援方法について,より実践的に学ぶ機会を設定している。
◎特色ある点及び今後の検討課題等
 地域の幼稚園,小学校,中学校,特別支援学校からの協力を得て,臨床実習や修士論文作成のための研究を実施している。このことによって,学校において生じている課題を学校という場で解決していく方法について,より実践的に学ぶことができる。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
著】(1)平成22年3月:『肢体不自由教育ハンドブック』(共著) 全国心身障害児福祉財団
発】(1)平成21年9月:『学校組織特性が特別支援教育コーディネーターの職務遂行に及ぼす影響』(共) 第47回日本特殊教育学会
(2)平成21年9月:『特別支援学校教員の力量発達についての研究』(共) 第47回日本特殊教育学会
学会活動への参加状況
(1)9月:日本特殊教育学会出席
◎特色・強調点等
 言語障害通級担当教師が行う自立活動の指導において,まず求められるのは,言語指導に関する知識及び指導技術である。そして,次に,通級児が在籍する学級の担任教師が,学級の中で自立活動の指導が展開できるようにするための担任支援に関する力量であると考えられる。特別支援教育体制下においては,通常の学級の担任教師も自立活動の指導の担い手であり,その担い手が役割を発揮できるよう担任支援に関する力量が通級担当教師に求められている。
 研究活動においては,言語通級担当教師の学級担任支援に関する力量形成のための現職研修プログラムの在り方について検討している。このことは,通級による指導の対象児が増加し続けている現在,喫緊の課題であると考えられる。
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)上越教育大学公開講座講師
◎社会への寄与等
 就学前の障害のある子どもの療育を実施する機関や特別支援学校からの要請を受けて,教職員の現場研修を実施している。また,上越地域の言語通級担当教師や特別支援学校の教師とともに,研究会を立ち上げ,継続的に学習会を実施している。
 

  
村 中 智 彦(講 師)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
 講義では,受講者の理解をより高めるために,パワーポイントで提示した資料の配布,授業内容に関わる国内外の文献資料の配布,紹介を適宜行った。また,講義の中でも,授業内容に関わる教育臨床場面のビデオ映像など視覚的情報を活用し,実際の教育現場で生じやすい事象をシミュレートした演習体験を取り入れた。 成績評価では,受講者に対して,出席状況や課題のレポート・まとめ,臨床実習におけるカンファレンスの参加状況など評価の観点を明示した。
【観点2】教育の達成状況
 平成21年度に指導学生であった院生で修了したものは3名であった。内1名は岩手県派遣現職院生で修了後は岩手県の中学校に勤務している。内1名の学卒学生は京都市立特別支援学校に正規採用され,他1名は教職志望で長野県で非常勤講師等をつとめながら平成22年度教員採用試験を再受験する予定である。3名のうち2名は平成22年度9月に長崎大学で開催される第48回特殊教育学会で修士論文の成果の一部を発表予定であり,3名とも学会誌への論文投稿の準備中である。
研究指導
【観点2】大学院
 多様な価値観や資質・能力を有する院生に対応した研究指導・方法に配慮した。研究室に所属する院生10名(M1:4名,M2:3名,免P・M2:3名)に対して定期的にゼミを開催した。併せて,学生のニーズに応じて個別的な指導を実施した。ゼミでは,今日的な教育課題に関わるテーマの設定や方法論に関わる演習,研究指導を行った。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
論】(1)平成21年12月:『小集団指導を通じた自閉症児と他児とのやりとりの促進』(共著) 行動科学, 48(1), pp.37-46.
(2)平成22年2月:『知的障害児の個別指導の在り方に関する検討:課題準備行動が逸脱行動の生起に及ぼす効果から』(共著) 上越教育大学研究紀要, 第29巻, pp.187-197.
業】(1)平成22年3月:『知的障害の重い自閉症児の歯磨き行動を促す回数ライトと電動歯ブラシ』(共著) 上越教育大学特別支援教育実践研究センター紀要, 第16巻, pp.39-42
発】(1)平成21年7月:『(企画シンポ話題提供)授業場面におけるPositive Behavior Support』(共) 日本行動分析学会
(2)平成21年7月:『小集団指導における知的障害児の音楽活動への参加促進 : 補助指導者の位置取りと役割』(共) 日本行動分析学会
(3)平成21年7月:『自閉症児の学校生活場面での報告言語行動における聞き手への接近行動』(共) 日本行動分析学会
(4)平成21年9月:『知的障害特別支援学校高等部の作業学習―評価ノートによる作業量の向上―』(共) 日本特殊教育学会
(5)平成21年9月:『知的障害・自閉症児のランニング課題を高める物理的環境設定』(共) 日本特殊教育学会
(6)平成21年9月:『通常学級における準備カードの設定が授業準備行動に及ぼす効果』(共) 日本特殊教育学会
(7)平成21年9月:『小集団指導における知的障害児の音楽活動の促進:指導者の位置取りとの関連』(共) 日本特殊教育学会
(8)平成21年9月:『学校生活場面におけるシミュレーション指導としての授業場面の役割:自閉症児の報告言語行動の指導を通して』(共) 日本特殊教育学会
(9)平成21年9月:『特別支援教育における児童生徒の主体的な活動参加を促す授業づくり:日常生活の指導「仲間と一緒に,チャレンジタイム・クラスタイム」における授業実践』(共) 日本特殊教育学会
(10)平成21年9月:『特別支援教育における児童生徒の地域社会での主体的な活動・参加を実現する授業づくり』(共) 日本特殊教育学会
(11)平成21年9月:『(自主シンポ企画・話題提供)特別支援教育における児童生徒が主体的に分かって動けて参加できる授業づくり(3)児童生徒が共に育ちあう協同的な学習機会の設定』(共) 日本特殊教育学会
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)妙高市障害児通園事業ひばり園職員研修講師, (2)糸魚川市乳幼児発達指導相談事業めだか園職員研修講師, (3)新潟県立高田養護学校校内研修会講師, (4)柏崎市早期療育事業プレー教室講師, (5)村上養護学校いじみの分校校内研修会講師, (6)新潟県カウンセラー派遣事業・派遣カウンセラー, (7)上越市立教育センターカウンセリング研修会, (8)富山大学人間発達科学部附属特別支援学校校内研修会講師, (9)上越市立春日中学校校内研修会講師, (10)弘前大学教育学部附属特別支援学校校内研修会講師, (11)新潟県立はまなす養護学校校内研修会講師, (12)和歌山県はまゆう支援学校校内研修会講師, (13)石川県立七尾養護学校校内研修会講師, (14)見附市立見附養護学校校内研修会講師, (15)上越市立富岡小学校校内研修会講師, (16)「特別支援教育サマーセミナーin広島2009」講演会講師, (17)筑波大学附属久里浜特別支援学校校内研究会講師, (18)上越地区特別支援教育研究会自閉症・情緒障がい部会講師, (19)第27回日本教育大学協会特別支援教育研究部門合同研究集会弘前大会コーディネーター, (20)糸魚川市特別支援教育コーディネーター研修会講師, (21)妙高市HMW(保健医療福祉)学習会講師, (22)高志小学校研究会「トークイン高志」講師, (23)新発田市発達障害児親の会「いなほの会」学習会講師, (24)高志小学校子育てワークショップ講師, (25)新潟県知的障害者福祉協会居宅介護等分科会研修会講師, (26)妙高市就学指導委員会委員, (27)上越市自立支援協議会委員, (28)公開講座「応用行動分析で特別支援教育が変わる」
 

  
道 城 裕 貴(助 教)