【国際交流推進室】
 

 
原   瑞 穂(准教授)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
 留学生対象の授業では研究活動の基礎となる日本語力の向上を図った。
 日本人学生対象の授業では海外研修で行う授業実践(英語)の準備を行った。
 いずれも,評価は,出席率,課題提出,最終レポートの作成,平常点の4側面から行った。
【観点2】教育の達成状況
 留学生対象の日本語の授業では,個人差はあるが,最終課題の出来をみると,授業開始時に比べ終了時には研究活動の基礎を理解できたと考えている。
 日本人対象の授業では海外研修という相手が見えない中での準備で難しい点があったが,現場でアレンジできるたたき台をいずれの参加者も作成し,現地での実践を行うことができた。
研究指導
【観点1】学部
 特別聴講学生(協定校からの1年間の交換留学生)の受入れ教員として,前期2名,後期5名の指導に従事した。
 各自1年間で行う研究テーマを設定しており,各自の研究テーマに沿って,週1回ゼミ形式で指導を行った。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
業】(1)平成23年3月:「企業における双方向性日本語教育プログラム」(共著) (科研報告書 代表:岡崎眸)多文化共生社会におけるビジネス共生日本語教育の構築と教員養成に関する研究調査・教育実践編
(2)平成23年3月:「日本企業の日本人社員を対象とした日本語教育研修の試み―双方向性日本語教育プログラム開発へ向けて―」(共著) (科研報告書 代表:岡崎眸)多文化共生社会におけるビジネス共生日本語教育の構築と教員養成に関する研究調査・教育実践編
国際研究プロジェクトへの参加状況
(1)東アジア等の自然災害に関する防災・減災教育についての日本の教育貢献可能性 代表者:藤岡達也(上越教育大学) 科学研究費補助金基盤研究B
(2)ヨーロッパにおける日本研究に関する研究動向の把握  代表者:原瑞穂(上越教育大学)平成22年度海外との研究交流
学会活動への参加状況
(1)5月22日〜23日 2011年度春季日本語教育学会出席, (2)8月4日 2010年度母語・日本語・継承語(MHB)研究会出席, (3)11月27日 日本言語政策学会2010年度関東地区特別大会出席, (4)1月21日 第2回多文化共生フォーラム出席
◎特色・強調点等
 本学着任以来業務に追われて研究をする余裕がなかったが,科研費が採択されたことで新しい研究に着手できた。しかし依然として論文執筆など一定程度の時間の確保が必要な作業には手が回らず,今後改善を図りたい。
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)上越教育大学地域貢献事業「外国人児童生徒修学支援プロジェクト」企画運営, (2)日本語ボランティア養成講座・講師(上越国際交流協会主催), (3)ワークショップ「外国から来た子どもたちに対する教科指導の方法」企画,講師, (4)平成22年度新潟県内国立大学法人等新人採用職員研修 講師「国際交流・海外の教育事情」, (5)新潟県国際理解教育推進協議会委員, (6)上越教育大学国際交流推進室主催講演会「チェコの歴史と文化」企画