3 管理運営組織等
 
(10)地域連携推進室
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
地域連携推進室は,上越教育大学と地域との連携を組織的・総合的に取り組み,かつ,積極的に推進することを目的に設置され,室長,次長及び室員の計9人で構成されている。
A 運営・活動の状況
ア 委員会等の開催状況
平成23年度においては,地域連携推進室会議を5回開催した。
イ 審議された主な事項
@) 本学における地域連携・大学間連携の推進体制,事業・活動構成及び年間事業計画
A) 基幹的な地域連携推進事業
B) 公募型地域貢献事業
C) 公開講座,文化講演会,出前講座,各種講習の企画立案と実施
D) 平成25年度概算要求における特別経費の要求書作成
E) 平成23事業年度自己点検・評価報告書の作成
F) 平成24年度年度計画の作成
ウ 重点的に取組んだ課題や改善事項等及び前年度の検討課題への取組状況等
基幹的な地域連携推進事業「戦略的な教育支援プロジェクト」において,@上越地域教育委員会と連携した教育課題研修A学校教育課題に対応した学校コンサルテーションB学校評価を軸とした学校コンサルテーションC地域におけるインクルーシブ教育実現のための普及活動Dハートアイシステムによる地域の学校の学校評価活動の支援Eライブラリー及びWEBベースでの教育実践資料の提供システムの構築を実施及び推進した。また,平成23年度年度計画である地域社会や学校現場からのニーズに応じた様々な支援事業を推進するため,「新幹線まちづくり推進上越広域連携会議」「高等教育コンソーシアムにいがた」「早寝早起き朝ごはん全国協議会」に参画し,上越市と「ものづくり支援パートナー協定」を締結し,上越地域教育委員会との連携推進協議会,上越市学校教育支援協議会等を開催し,それぞれのニーズに応じた地域貢献事業を展開した。
併せて,平成24年度地域連携推進室の体制整備,地域貢献活動の推進・充実に向けて,規定の改正を行うと共に戦略的な教育支援プロジェクト専門部会,教職大学院サテライト講座実施専門部会,春日山城跡整備・活用実施専門部会の設置要項を整備した。
B 優れた点及び今後の検討課題等
地域社会や学校現場からのニーズに応じた様々な地域連携事業を推進するため,地域連携推進室が中心となって,基幹的な地域連携推進事業,地域貢献事業,出前講座,公開講座,文化講演会,各種講習,大学等との連携推進事業を実施した。
今後も本学が地域社会へ更なる貢献をしていくために,本学の知的・人的・物的資源を活用した下記の取組を組織的・総合的に行う。
@) 本学に対する地域社会の要請に的確に対応するため,学内外のネットワークを用いて,地域社会,市民の目指すものと本学の人的資源を結びつけ,地域社会づくりを支援する。
A) 知的・人的・物的資源の地域社会への還元を図るため,公開講座・出前講座・各種講習・セミナー等を開設する。
B) 本学の知的・人的・物的資源を通して,地域の大学等との連携及び協力を進める。