4 教育・研究組織等
 
(10)動物実験委員会
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
ア 組織設置の趣旨(目的)
動物実験委員会は,本学の動物実験等の適正な実施等について審議し,管理者に報告又は助言を行うため設置されている。
本委員会は,次の各号に掲げる事項について審議し,管理者に報告又は助言する。
@) 動物実験計画が基本指針等及び学内規則等に適合していることの審査
A) 動物実験計画の実施状況及び結果に関すること。
B) 施設等及び実験動物の飼養保管状況に関すること。
C) 動物実験等及び実験動物の適正な取扱い並びに基本指針等に関する教育訓練の内容又は体制に関すること。
D) 動物実験等の自己点検及び評価に関すること。
E) その他動物実験等の適正な実施のために必要な事項
イ 組織の構成及び構成員等
本委員会は,動物実験等に関して優れた識見を有する者として,副学長及び自然・生活教育学系の教授の2人,実験動物に関して優れた識見を有する者として,自然・生活教育学系の教授及び准教授並びに講師の3人,保健管理センターの教授1人,その他学識経験を有する者として,芸術・体育教育学系の教授1人により構成されている。
A 運営・活動の状況
ア 委員会等の開催状況
平成23年度においては,動物実験委員会を1回開催した。
イ 審議された主な事項
@) 上越教育大学動物実験等実施規程について
A) 平成23年度動物実験計画の申請について
ウ 重点的に取り組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等
「研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針(平成18年文部科学省告示71号)」等に基づき,規程整備及び今後の実施計画の申請に係る学内照会並びに審査スケジュールについて検討を行った。
B 優れた点及び今後の検討課題等
平成23年度は,実験動物の飼養を含め,動物実験等の実績が無かったが,今後,動物実験計画について審議を行うこととなった場合,「教育訓練の実施」及び「自己点検・評価の結果について学外者による検証を受けるための具体的な実施方法」について検討するとともに,動物実験計画書の提出時期や実験動物の廃棄等について規程等の見直しを行うことが課題である。