3 管理運営組織等
 
(18)学校ボランティア支援室
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
ア 組織設置の趣旨(目的)
学校ボランティア支援室は,就業力を有する「活力ある学生」を育成するため,学校教育学部に開設する授業科目「ボランティア体験」,「学校ボランティアA(学校支援体験)」及び「学校ボランティアB(学校支援体験)」(以下「ボランティア科目」という。)を履修する学生及びボランティア科目を担当する教員を支援することを目的に,平成23年4月に設置された。
イ 組織の構成及び構成員等
室長及び室員で組織する学校ボランティア支援室は,室長を学長の指名する教授,室員を学長が指名する教員,ボランティアコーディネーター及び教育支援課長等で組織し,室長の指名する室員を次長とし,平成24年度は13人で構成した。
A 運営・活動の状況
ア 委員会等の開催状況
平成24年度においては,学校ボランティア支援室会議を教務委員会学校ボランティア運営部会との合同会議により,以下のとおり4回開催した
・第1回 平成24年4月19日(木)
・第2回 平成24年7月24日(火)
・第3回 平成24年11月6日(火)
・第4回 平成25年2月13日(水)
イ 審議された主な事項
平成24年度の主な審議事項は,学校ボランティア支援室機能の拡大,ABJの学生団体(課外活動団体)への移行,平成25年度ボランティア体験履修計画,平成25年度学校ボランティアA(学校支援体験)実施計画,学校ボランティアBシラバス,教育ボランティアハンドブックの作成等である。
ウ 重点的に取り組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等
文部科学省「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に係る取組として,学校ボランティア支援室機能の拡大(学生のボランティア活動に関する事務分掌の一元化/窓口対応時間の延長)を図った。
また,学生の利用に係る利便性向上を目的として,平成25年4月から学生の利用に供するため「学校ボランティアA(学校支援体験)」の履修記録を冊子形態からファイリング形態に改めるとともに,授業科目「ボランティア体験」の履修記録についても同様の形態で新たに作成した。
さらに,ボランティアの派遣を希望する事業所と学生のマッチングに配慮し,教育ボランティア受付システムを整備するとともに,事業所と学生の双方に向け「教育ボランティアハンドブック」を作成した。
B 優れた点及び今後の課題等
平成25年3月5日(火)に新潟市(チサンホテル)で開催された「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に係る関越大学グループの合同シンポジウムにおいて,テーマ3「学生のキャリアパス・キャリア準備生を目的とした教育実践の質向上」の経過・成果報告が行った。同報告において,本学の取り組みの一環として,授業科目「学校ボランティアA(学校支援体験)」を開講し,受入小学校から積極的な活動姿勢に対する良好な評価を得たことや継続的な参加を望まれたことを紹介し,好評を得た。