加 藤 泰 樹(教 授)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
学部の授業では,一貫して学生の主体的取り組みを啓発することを主軸に置きながら,体育・スポ−ツに関わる学生個々人の興味・関心を基に,問題性の深化に向け,毎時間のミニレポートやグループワーク,そして発表や意見交換など,授業展開の工夫に努めた。
大学院の授業では,現職院生,ストレート学生,さらに他学部経験学生に対して,共通な学習課題とそれぞれ固有の課題を見極めながら,授業内容の構成を工夫し,また自己開示に関わる個別演習並びにグループ演習を積極的に組み込んだ。
【観点2】教育の達成状況
学部生,院生の体育・スポーツに関する基本的な理解を促すことができ,自らの運動認識や身体的経験に関する表現が豊かさを増し,身体的教養の向上に貢献できた。
研究指導
【観点1】学部
体育・スポーツに関わる時事的な諸問題について,資料収集や分析等のフィールドワークを課し,レポート作成と発表を積み重ね,当該の専門的教養の広がりを得ると共に,教職へ積極的な動機付けに努めた。
【観点2】大学院
実際にフィールドに出かけてのスノー,マリン,ゴルフなどの実技演習を通して,身体的な実感を伴う運動認識の獲得と運動感性の覚醒に努めた。
その他の教育活動
・ 小中学校実習に際して,ゼミ生と共に実習校を訪れ,授業観察とそれに基づく事後検討会など行った。
・ 妙高赤倉野外活動施設にて「エンドレスゼミ」と称して学部院生合同による徹底した議論の場を設けた。
・ 卒業生修了生OBのためのフォローアップ活動の一環として,「かかわり研究会」をシーズンで開催した。
・ マリンスポーツ実技研修会 平成25年8月9〜11日 佐渡にて実施。
・ スノースポーツ実技研修会 平成26年3月7〜9日 戸隠,新井山系で実施。
特色ある点及び今後の検討課題等
学部生と院生との「合同ゼミ」による,知的再生産効果を含めた全体指導と様々なフィールドワークを課題とした感性の覚醒と身体知の獲得に基づく研究活動を行うところに特色がある。
 
<研究活動>
学会活動への参加状況
(1)平成25年8月17日〜平成25年8月18日:日本体育・スポ−ツ哲学会第34回大会参加, (2)平成25年度新潟体育学会評議員
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)上越市スポーツ振興審議会委員
(2)全日本学生なぎなた連盟副会長
◎社会への寄与等
・上越市の審議会委員としてスポーツ振興に積極的にかかわった。