池 川 茂 樹(講 師)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
授業・研究指導,ともに様々なレベルの学生が混在する中,すべての学生にとって理解しやすいように,専門用語を減らす等の工夫をした。また,授業内容が学生に伝わっているかどうかを確認するために,授業内容をまとめる小レポートの作成を学生に課し,理解度を確認した。
【観点2】教育の達成状況
私が研究指導を担当した修了生は,教員採用1次試験はパスしたが,2次試験には合格できなかった。しかし,現在,常勤講師として勤務しており,近い将来,正規採用されることが予想できるほど,十分に力をつけていた。こういった理由から,昨年までの教育上の取り組みに関しては,適正であったと判断している。
研究指導
【観点1】学部
教育現場における保健指導を実践するための知識をつけるために,各自の研究内容に関連した論文を精読させた。また,その知識を相手に伝える力を養うために,各自が精読した論文を研究室内で発表・議論させた。
【観点2】大学院
教育現場における保健指導を実践するための知識をつけるために,各自の研究内容に関連した論文を精読させた。また,その知識を相手に伝える力を養うために,各自が精読した論文を研究室内で発表・議論させた。
その他の教育活動
・ 剣道部顧問
・ 男子アイスホッケー部顧問
・ 女子アイスホッケー部顧問
・ 少林寺拳法部顧問
特色ある点及び今後の検討課題等
・ 剣道部:他大学剣道部よりも小規模であることを生かして,積極的に遠征を行っている。また,少年指導にも学生を参加させる機会を設けている。今後は,学生自身が積極的に部活動を運営できるような力を養っていく必要があると考えている。
・ 男子アイスホッケー部:大規模な部活であるため,学生自身が積極的に部活動の運営にたずさわる力を養えるよう,指導している。今後は,各々が技術を高めていけるような工夫ができるように,指導していきたい。
・ 女子アイスホッケー部:大規模な部活であるため,学生自身が積極的に部活動の運営にたずさわる力を養えるよう,指導している。現在は,全国で活躍しているため,今後はさらに成績が向上するよう,指導していきたい。
・ 少林寺拳法部:競技の特性を生かして,倫理的な事柄を中心に指導している。今後は,さらに活発な活動ができるよう,工夫していきたい。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
作】(1)平成25年12月:第33回浦川原修錬館剣道大会審判員,浦川原修錬館剣道大会
(2)平成25年11月:第39回妙高剣道大会審判員,妙高剣道大会
(3)平成25年10月:第61回新潟県剣道大会出場,新潟県剣道大会
(4)平成25年9月:第21回ライオンズ杯争奪小中学生剣道大会審判員,ライオンズ杯争奪小中学生剣道大会
(5)平成25年9月:第6回よしかわ少年剣道錬成大会審判員,よしかわ少年剣道錬成大会
(6)平成25年8月:第55回全国教職員剣道大会出場,全国教職員剣道大会
(7)平成25年7月:第46回全日本教育系大学剣道大会審判員,全日本教育系大学剣道大会
(8)平成25年6月:第55回直江津少年剣道大会,直江津少年剣道大会
(9)平成25年5月:第79回上越少年剣道大会審判員,上越少年剣道大会
発】(1)平成25年4月24日:Head-up tilt suppressed sympathetic nerve activity synchronized with cardiac cycle to skin but increased that to muscle in passively warmed men,Experimental Biology 2013
(2)平成25年4月24日:Rapid plasma volume restoration increased skin sympathetic nerve activity component synchronized with cardiac cycle and cutaneous vasodilation in hypovolemic and passively warmed men,Experimental Biology 2013
共同研究(幼,小,中,高等学校及び特別支援学校教員との共同研究を含む)の実施状況
(1)小学生の活動量が健康に及ぼす影響について,代表者:池川茂樹(上越教育大学)
学会活動への参加状況
(1)平成26年1月27日:にいがたGISシンポジウム, (2)平成26年1月3日〜平成26年1月7日:大学スキー研究集会, (3)平成25年10月19日〜平成25年10月20日:全国剣道指導者研修会
◎特色・強調点等
生活習慣病と地理的特性を結びつけた研究を行ったことは,他に例を見ない先進的なものであり,生活習慣病予防に役立つという点で社会的意義のある研究である。
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)平成25年10月19日〜平成25年10月20日:全国剣道指導者研修会(日本武道館,全日本剣道連盟,全日本学校剣道連盟)
(2)平成25年8月28日:教員免許状更新講習「身体教育の実践理論4」(上越教育大学)
(3)平成25年8月26日:教員免許状更新講習「身体教育の実践理論3」(上越教育大学)
(4)平成25年8月9日〜平成25年8月10日:平成25年度 幼少年剣道指導に関わる地域貢献事業「剣道で培う心技体」(上越教育大学)
(5)平成25年7月7日〜平成25年7月10日:全国教育系大学剣道ゼミナール(全日本教育系大学剣道連盟)
(6)平成25年6月24日:上越教育大学出前講座(糸魚川市立糸魚川東中学校)
(7)平成25年6月6日:上越教育大学出前講座(北陸地域づくり協会)
◎社会への寄与等
熱中症が社会問題化しており,教育現場等では熱中症予防の知識が求められている。そこで私の研究業績「熱中症予防」についての知見を社会にフィードバックさせれるような社会貢献活動を行った。講座参加者からは,とてもわかり易い講座であったと評価を得た。
中学校の武道必修化に伴い,剣道の初心者指導法の知識が教育現場で求められている。そこで剣道指導法を教育現場に伝えるための活動を行った。様々な剣道連盟関連の機関紙等でも,高い評価を得ている。