上 野 光 博(教 授)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
教育方法では授業のプレゼンとして最新情報を盛り込んだ内容に改め,PPT,プリント,動画を用い学生の意欲関心を寄せるように務めた。また学生の記憶に残るように毎回課題プリントやレポートを配布し,記入後回収し理解度を把握した。成績評価は試験,課題やレポートから評価した。
【観点2】教育の達成状況
学部生のセミナー指導はない。大学院生は修了後2名は教員に,セミナー指導した1名は薬剤師として勤務し,教員を目指している。それぞれ活躍しており,教育目標は達成できていると判断している。
研究指導
【観点2】大学院
学校での臨床的実践力を修得させるために日本学校保健学会へ参加してもらい,研究の幅広い観点と方法について指導した。 
その他の教育活動
・ 新潟大学医学部の非常勤講師,新潟県立看護大学,上越看護専門学校の非常勤講師を担当した。
・ 附属幼稚園,小学校,中学校の学校医として健康診断時保健指導・助言を行った。
特色ある点及び今後の検討課題等
学校現場を意識し,種々の子どもの健康課題に中心をおいて臨床的病態と対処法を授業で解説し,学校での教員としての臨床的実践力の向上に努めている。今後栄養関係の大学院生の入学が予定され,子どもの栄養課題についての教育にも尽力したいと考えている。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
著】(1)平成25年11月:IgG4関連疾患(共著)
論】(1)平成26年3月:UPIにみる教員養成系大学新入生の心身健康度の変化―ゆとり教育による影響―,Campus Health,51巻,1号,pp.469-471
発】(1)平成25年10月:UPIにみる教員養成系大学新入生の心身健康度の変化―ゆとり教育による影響―,全国大学保健管理研究集会プログラム・抄録集
(2)平成25年8月25日:銅欠乏性貧血に合併したネフローゼ症候群・慢性腎不全の1例,日本腎臓学会誌
学会活動への参加状況
(1)平成25年11月16日〜平成25年11月17日:第60回日本学校保健学会, (2)平成25年11月13日〜平成25年11月14日:第51回全国大学保健管理研究集会, (3)平成25年11月3日〜平成25年11月4日:第8回日本禁煙科学会学術集会, (4)平成25年10月19日〜平成25年10月20日:第50回日本小児アレルギー学会, (5)平成25年10月4日〜平成25年10月5日:第43回日本腎臓学会東部学術大会, (6)平成25年8月8日〜平成25年8月9日:第51回全国大学保健管理協会関東甲信越地方部会研究集会, (7)平成25年5月16日〜平成25年5月18日:第57回日本糖尿病学会年次学術集会, (8)平成25年5月10日〜平成25年5月12日:第56回日本腎臓学会学術総会, (9)新潟県学校保健学会常任幹事, (10)全国大学保健管理協会 評議員, (11)日本腎臓学会 評議員, (12)新潟動脈硬化性疾患研究会 理事
◎特色・強調点等
教員養成系大学生のUPIからゆとり教育前後での心身健康度の変化を捉えることができた。
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)平成25年11月21日:新潟地区国立大学法人等施設担当職員事務連絡会講師
(2)平成25年8月26日:平成25年度上越教育大学教員免許状更新講習講師
(3)平成25年5月31日:平成25年度上越市教育委員会教科領域別研修会講師
(4)上越市障害区分等審査委員会委員
(5)上越医師会理事
(6)上越市学校保健会委員・理事
(7)上越市学校給食運営委員会委員
(8)上越市健康づくり推進協議会委員
(9)新潟県保健所感染症診査協議会委員
(10)上越市介護保険運営協議会委員・会長
(11)新潟県医師会広報委員会委員
(12)上越糖尿病内分泌研究会幹事
(13)上越総合病院非常勤医師
(14)上越医師会上越地域総合健康管理センター診察医
◎社会への寄与等
教員免許状更新講習講師として学校教員の教育に貢献した。学会の評議員・理事として学校保健や腎臓病に関する学会の運営,学校教員や医師の教育に貢献できた。地域の学校保健に関わる委員会等で助言・指導を行い,寄与した。教育には関係しないが,内科医師として地域の健康づくり事業・介護保険運営事業・障害者福祉事業,実地医療に寄与した。