3 管理運営組織等
(8)評価支援室
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
ア 組織設置の趣旨(目的)
評価支援室は,本法人の中期目標,中期計画及び年度計画に係る原案の策定,自己点検・評価,認証評価及び法人評価に係る専門的実務並びに自己点検・評価等の結果に基づく改善に関することを扱うことを目的として,平成18年4月に設置されている。
イ 組織の構成及び構成員等
評価支援室は,学長が指名した室長及び室員で組織されており,平成26年度は,室長に副学長,室員に大学教員9人,事務局課長3人の計13人で構成(平成26年4月1日現在)し,また,室員の中から1人を次長として室長が指名した。
A 運営・活動の状況
ア 委員会等の開催状況
平成26年度は以下のとおり4回開催した。
 第30回 平成26年4月24日(木)
 第31回 平成26年5月29日(木)
 第32回 平成27年1月8日(木)
 第33回 平成27年3月4日(水)
イ 審議された主な事項
平成26年度の主な審議事項は,@平成25事業年度の業務実績に関する評価,A平成26事業年度の業務実績に関する評価,B平成27事業年度の年度計画の策定,C大学機関別認証評価,D教職大学院認証評価,等であった。
ウ 重点的に取り組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等
平成26年度前期は,平成25年度の業務の実績に関する評価への対応として,国立大学法人評価委員会へ提出する業務の実績に関する報告書等原案の作成に取り組んだ。また,平成26年度に受審した独立行政法人大学評価・学位授与機構による大学機関別認証評価への対応として,自己評価書の取りまとめを行った。
後期は,平成26年度の年度計画進捗状況について検証を行った上で,平成27事業年度の年度計画原案の作成に取り組んだ。また,平成27年度の教職大学院認証評価に向け,自己評価書の作成に取り組んだ。
B 優れた点及び今後の検討課題等
平成26年度は,前述のとおり,業務実績に関する評価や大学機関別認証評価への対応,次年度の年度計画の作成等について,室員の協力の下,適切に取り組むことができた。認証評価を受審した結果,大学評価・学位授与機構から「大学評価基準を満たしている」との評価を受けることができた。この中で「優れた点」とされた取組が23点あり,「改善を要する点」はなかった。
今後の検討課題として,平成27年度から評価支援室は本法人の戦略的な運営を支援することを目的とする情報戦略室に改組し,新たにIR業務を担当することから,IRの推進について検討する必要がある。