3 管理運営組織等
(11)総合学生支援室
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
ア 組織設置の趣旨(目的)
総合学生支援室は,学生の修学,就職及び生活に関する総合的な学生支援体制を構築し,実質的に機能させることを目的に設置されている。審議事項は,次のとおりである。
@) 学生支援体制及び方法に係る企画立案に関すること。
A) 卒業生・修了生に対するアフターケアの充実に関すること。
B) 関係委員会における学生支援の実質化に係る連携調整に関すること。
C) その他学生の修学,就職及び生活の支援に関し,学長が必要と認めた事項。
イ 組織の構成及び構成員等
総合学生支援室は,室長及び室員で組織されており,学長が指名した副学長(室長),教務委員会委員長,学生委員会委員長,就職委員会委員長,教育実習委員会委員長,保健管理センター所長,教育支援課長,学生支援課長及び就職支援室長で構成されている。
A 運営・活動の状況
ア 委員会等の開催状況
平成26年度においては,6回開催した。
イ 審議された主な事項
@) 授業料免除等の拡充及び整理統合に関する対応方針に基づく規程整備
A) 学生生活実態調査の実施
B) 厚生労働省「教育訓練給付制度」への講座指定
C) 学生支援オールインワンカルテシステムの更新
ウ 重点的に取り組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等
優秀な学生の確保及び東日本大震災等における被災者の進学機会の確保を目的に関係規程等を制定,改正を行い,本学独自の基準による免除制度を整理,拡充した。
大学院に修学する者のうち,一般雇用保険を受給受給している者(又は,していた者)の経済的支援を目的に,厚生労働省が所管している教育訓練給付制度の対象となる訓練施設として厚生労働大臣の認定を受けた。
また,総合学生支援室の下に設置した「学生生活実態調査ワーキンググループ」において,学生生活実態調査を実施した。この調査を通じて,学生の修学・生活状況や生活意識の実態を把握し,問題点や課題を探り,学生支援の一層の充実に役立てるための基礎資料を得られた。
B 優れた点及び今後の検討課題等
学生への経済的支援を目的として,免除制度の整理,拡充及び関係規程等を制定,改正を実施した。また,教育訓練給付制度の対象となる訓練施設として厚生労働大臣の認定を受け,経済的支援の充実を図った。
今後の検討課題としては,学生生活実態調査の結果等から,学生支援の現状把握及び課題等を抽出し,その対応を図ることが考えられる。