3 管理運営組織等
(26)教員選考委員会
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
教員選考委員会は,教員の選考に関する事項及び大学院担当教員の審査等を行うため教授会に置かれる専門委員会である。教育研究評議会での教員選考発議の承認後,教員の選考ごとに教授会に設置されるものであり,その構成員は,副学長1人,教育研究評議会評議員2人,当該学系の教授2人及び当該学系以外の教授2人の計7人となっている。本委員会の新規採用の選考においては,面接又は模擬講義を実施することとしている。
なお,兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(以下「連合大学院」という。)の主指導教員資格者に係る修士課程担当教員の認定に係る審査は,担当分野等確認審査会を教員選考委員会とみなし審査を行うこととしていたが,連合大学院の指導教員有資格者に係る准教授昇任の教員選考においても担当分野等確認審査会を教員選考委員会とみなし審査を行うこととされた。
A 運営・活動の状況
平成26年度においては,採用10件,昇任6件の合計16件の人事案件の審査等を行うため教員選考委員会がそれぞれ設置され,慎重に審議を行った。
また,連合大学院主指導教員資格者の修士課程担当教員の認定に係る審査2件及び連合大学院指導教員資格者の准教授昇任に係る教員選考2件について,それぞれ担当分野等確認審査会が設置され,慎重に審査・選考が行われた。
B 優れた点及び今後の検討課題等
学校教育法には,それぞれの職位に対応した専攻分野に関する「知識,能力及び実績」について規定されており,大学設置基準にはそれぞれの職位の資格が規定されている。また,大学院設置基準においては,担当する専門分野に関し高度な教育研究上の指導能力があることを要件としている。これらを踏まえて,本学では教員の選考基準を定めており,平成26年度においては,これまで同様に,各コース・科目群の教員選考基準を学内に公表し,教員選考委員会及び教授会における選考の指標として用いた。