自己点検・評価の対象期間: 平成26年 04月 01日 ~ 平成27年 03月 31日

松尾 大介 (准教授)
<教育活動>
授業
  【観点1】教育方法及び成績評価面での取り組み
○授業形態、学習(研究)指導法等の教育方法に関する取組状況 授業の導入では、各学生に動機を持たせたうえで実習等に取り組めるようレクチャーしている。図画工作・美術科の教科における彫刻を中心とした立体表現の工程の特徴について、実体験を通して理解できるよう配慮している。また彫刻表現にとどまらず、多様な表現との体系的な関連において、学生の視野が広がるように支援している。 ○成績評価法に関する取組状況 成績評価では、制作過程の試行錯誤を重視している。また適宜、お互いの作品を鑑賞する機会を設け、教員や学生の多様な考えに触れながら、客観的な評価が得られるよう留意している。 

研究指導   【観点2】大学院(修士課程、専門職学位課程、博士課程)
大学院1名は、科学研究費補助金による「蝋型鋳造(イタリア式)による新しい彫刻表現の研究」における、イタリアでの実地調査に同行し、芸術表現の視野を広げた。 

特色ある点及び今後の検討課題等

<研究活動>
研究成果の発表状況
論】(1)  平成27年 イタリア式蝋型鋳造による異素材を結合する彫刻表現,上越教育大学研究紀要 = Bulletin of Joetsu University of Education,上越教育大学研究紀要 = Bulletin of Joetsu University of Education,34巻, pp.305-315
作】(1)  平成27年 01月: ~ 平成27年 02月: 小さな焼却炉,第50回昭和会展(日動画廊,東京),
(2)  平成26年 10月: ~ 平成26年 11月: ある恒星,第37回国画会彫刻部秋季展(東京都美術館),
(3)  平成26年 09月: ~ 平成26年 09月: 天降輪,緑の中の小さな彫刻展Vol.3(ギャラリー華,東京),
(4)  平成26年 07月: ~ 平成26年 07月: 天降の欠片,立体・彫刻 OKAYAMA展(岡山県天神山文化プラザ),
(5)  平成26年 04月: ~ 平成26年 05月: 天降の欠片,第88回国展(国立新美術館),
業】(1)  平成26年 06月: 素材から立ち現れる形,教科内容構成「図画工作」,
学会活動への参加状況
(1)  平成26年 10月 04日: ~ 平成26年 10月 05日: 第53回大学美術教育学会・福井大会,
(2)  平成25年 04月 01日: ~ 平成27年 03月 31日: 大学美術教育学会総務局理事(大学美術教育学会)
外国における研究の状況
(1)  平成26年 09月 08日: ~ 平成26年 09月 14日: イタリア 蝋型鋳造(イタリア式)による新しい彫刻表現の研究

◎特色・強調点等

<社会との連携>
社会的活動状況
(1)  平成26年 07月 30日: ~ 平成26年 07月 30日: 教員免許状更新講習(上越教育大学)
(2)  平成25年 04月 01日: ~ 平成27年 03月 31日: 上越市美術資料収集委員会(上越市教育委員会)
◎社会への寄与等
第44回上越市美術展覧会では、運営委員として適切な展覧会の企画・運営、市民対象の鑑賞会の講師などに従事し、地域の芸術文化の普及に寄与した。