自己点検・評価の対象期間:
平成26年
04月
01日
~
平成27年
03月
31日
佐藤 人志
(特任准教授)
<教育活動>
その他の教育活動
- 教育実習期間中は、巡回指導教員として、初等教育実習生27名、中等教育実習生20名を担当した。全員の授業を参観し、その後、教育実習ルーブリックに基づいた指導を個別に実施した。また、教育実習期間中は、実習相談として18時から21時にかけて、輪番で実習生の相談に当たった。教育実習期間中に起こった実習生の交通事故対応に当たり、実習校・実習生・被害者・保険会社等の連絡調整に努めた。
- 学びのひろばの事務局副顧問を務めた。当日の教員の出欠状況に合わせて、臨機応変に対応した。特に、8月に行われた2泊3日の妙高活動では、各日最後のミーティングにおいては、学生に対して児童の安全確保の面で大切にしなければならない事項について指導したり、学生のがんばりを具体的に紹介し賞賛したりした。また、最後の学びのひろば「フェスタ2014」のおいては、「子どものやる気を育てる親の一言」と題し、保護者に講演会を実施した。
◎
特色ある点及び今後の検討課題等
- 教育実習は、学生にとって何よりの実習の場である。一方、受け入れる実習校においても、実習生が入ることによってこれまでの指導法等を見直すよい機会となっている。しかし、実習校の担当教諭が実習生に対して指導する時間がなかなか確保できない、という実情もある。こういった状況の中で、学生にとっても実習校にとっても、教育実習をより実りのあるものとして継続発展させていく必要がある。特任として採用されていることを認識、大学と実習校のパイプ役として、さらに努力していく。
- 学びのひろばに参加する子どもの姿や保護者の意見等から、この活動の意義を十分理解することができる。学生にとっては、子どもとの直接的な関わりをもつことにより、将来教員となったときに必ず生かされると考える。ただ、普段の学生の様子を見ていると、学びのひろばの準備にかける時間が多いことが気になる点である。
<研究活動>
研究成果の発表状況
発】(1)
平成27年
01月
30日:
☆「ことば」領域研究協力,上越市立大手町小学校研究会,
(2)
平成26年
11月
20日:
☆国語科指導と知的好奇心をくすぐる家庭学習,Home learning to tickle language arts instruction and intellectual curiosity ,魚の川国語教育研究会,hitoshis,
(3)
平成26年
08月
22日:
☆児童生徒が意欲的に参加できる国語の授業づくり,I make the classes of the language that a child student can participate in eagerly,十日町市・中魚沼郡教育振興会 国語部全体研修会,hitoshis,
(4)
平成26年
08月
20日:
☆「分かる」「できる」「楽しい」授業づくり,I make "possible" "pleasant" classes "to understand",新潟県十日町市立中里中学校区研修会,
(5)
平成26年
08月
06日:
☆小学校下学年部会指導,Elementary school learning of a low standard age sectional meeting instruction,上越国語教育連絡協議会夏季研修会,
学会活動への参加状況
(1)
平成27年
02月
13日:
~
平成27年
02月
13日:
第86回国立大学教育実践研究関連センター協議会総会,
(2)
平成26年
09月
28日:
~
平成26年
09月
28日:
日本教師教育学会 第24回研究大会,
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)
平成27年
01月
30日:
~
平成27年
01月
30日:
大手町小学校研究会(上越市立大手町小学校)
(2)
平成26年
11月
20日:
~
平成26年
11月
20日:
国語教育研究会(魚の川国語教育研究会)
(3)
平成26年
08月
22日:
~
平成26年
08月
22日:
国語部全体研修会(十日町市・中魚沼郡教育振興会)
(4)
平成26年
08月
20日:
~
平成26年
08月
20日:
十日町市立中里中学校区研修会(中里中学校区)
(5)
平成26年
08月
06日:
~
平成26年
08月
06日:
上越国語教育連絡協議会夏季研修会(上越国語教育連絡協議会)
(6)
平成26年
06月
01日:
~
平成27年
05月
31日:
上越国語教育連絡協議会(上越国語教育連絡協議会)
(7)
平成25年
06月
01日:
~
平成26年
05月
31日:
上越国語教育連絡協議会(上越国語教育連絡協議会)
(8)
平成24年
04月
01日:
~
平成27年
03月
31日:
全国小学校生活科・総合的な学習教育研究協議会(全国小学校生活科・総合的な学習教育研究協議会)
◎社会への寄与等
専門教科の「国語」「生活科」「総合的な学習の時間」に関わる要請が多くあった。学校現場で蓄積したものをベースに、大学教員としての立場を生かしながら、ニーズに応えるように努めた。学力向上から考えると、学校での学びと家庭での学び(家庭学習)が、もっと連携して相乗効果を生み出すように、マネジメントしていく必要があることを伝えてきた。一人の学び手が、これからの社会を生き抜くために必要な資質や能力を、具体的にどんな場でどのように身に付けていくことができるのかについて考えていく必要性について、十分理解を得られたと考える。