自己点検・評価の対象期間: 平成27年 04月 01日 ~ 平成28年 03月 31日

高橋 知己 (准教授)
<教育活動>
授業
  【観点1】教育方法及び成績評価面での取り組み
授業形態に関しては,アクティブ・ラーニングの手法を多人数(最大約270人)でも取り入れるなど,単なる講義形式に陥らないように工夫をしている。また,毎時間記入してもらうリアクションペーパーについて,翌週の講義時間までに全員分目を通し,抜粋したうえでリライトして授業の資料とするなど活用を図っている。 成績評価に関しては,基本的に15回の講義時間に大きなレポート課題を一つ,最終講義の後の16回目に筆記試験を課しており,授業目標の達成に関する評価のあり方に努力している。 

  【観点2】教育の達成状況
授業についてのリアクションペーパー等による学生の声を授業に反映させることで,意欲的に取り組んでいる様子が見られる。採用試験の受験者から,「授業で学んだことが試験問題に出た」というメールを頂戴することがあったが,積極的な授業改善が実ってきていると感じている。 

研究指導
  【観点1】学部
実践的な研究論文に触れさせる機会を増やしたり,実践的な取り組みを行っている学校を紹介し,その中から関心のある分野についての研究を推進できるように指導している。 

  【観点2】大学院(修士課程、専門職学位課程、博士課程)
学会参加や学校現場へ出向いての授業参観などを奨励し,実践的な研究課題になるように指導を行っている。 今年度は,2人いる修士2年生が2人とも学会発表を経験するなど研究に対する意欲は高まってきている。 

その他の教育活動

特色ある点及び今後の検討課題等


<研究活動>
研究成果の発表状況
著】(1)  平成28年 03月: 創発学級のすすめ: 自立と協同を促す信頼のネットワーク(共著),ナカニシヤ出版
(2)  平成27年 10月: 学校での子どもの危機への介入: 事例から学ぶ子どもの支援(共著),ナカニシヤ出版
論】(1)  平成28年 03月: 特別活動の学習経験と指導に対する不安感についての一考察,上越教育大学研究紀要 = Bulletin of Joetsu University of Education,35巻, pp.87-94
(2)  平成28年 03月: 子どもたちによる東日本大震災被災地との交流活動,日本特別活動学会,24号, pp.51-60
(3)  平成28年 03月: 新任教師と指導教員との「援助チーム」について-チームアセスメントを中心として-,8巻, pp.99-109

学会活動への参加状況
(1)  平成27年 12月 05日: ~ 平成27年 12月 05日: 日本応用教育心理学会第30回研究大会
(2)  平成27年 08月 26日: ~ 平成27年 08月 28日: 日本教育心理学会第57回総会
(3)  平成27年 08月 22日: ~ 平成27年 08月 23日: 日本特別活動学会第24回近畿大会
(4)  平成27年 08月 08日: ~ 平成27年 08月 09日: 日本学校心理士会2015年度大会
(5)  平成27年 07月 18日: ~ 平成27年 07月 19日: 日本学校心理学会第17回大阪大会
(6)  平成27年 08月 27日: ~ 平成27年 08月 27日: 日本教育心理学会第57回総会シンポジウム(日本教育心理学会)
(7)  平成27年 08月 26日: ~ 平成27年 08月 26日: 日本教育心理学会第57回総会シンポジウム(日本教育心理学会)
(8)  平成27年 08月 08日: ~ 平成27年 08月 08日: 日本学校心理士会2015年度大会シンポジウム(日本学校心理士会)

◎特色・強調点等

<社会との連携>
社会的活動状況
(1)  平成27年 08月 01日: ~ 平成29年 07月 31日: 上越市いじめ防止対策等専門委員(上越市教育委員会)
(2)  平成27年 04月 ~ 平成28年 03月 上越市立東本町小学校学校評議員(上越市立東本町小学校)
(3)  平成27年 07月 27日: ~ 平成27年 08月 07日: 上越教育大学教員免許状更新講習(上越教育大学)

◎社会への寄与等
上越市立東本町小学校学校評議員 上越市いじめ防止対策等専門委員会委員長