自己点検・評価の対象期間: 平成27年 04月 01日 〜 平成28年 03月 31日
 
川崎 直哉
(教授)
 
<教育活動>
 
 授業
 【観点1】教育方法及び成績評価面での取り組み
電気回路特論や電気技術実験実習では,独自に製作した制御教育用教材などを授業で活用することによって,興味を高める工夫を行なっている。また,学生のレベルに応じて授業内容を分かりやすいよう説明しているが,当初の計画より遅れがちになる傾向がある。講義形式の授業でも,できるだけ実際の機器や素子を提示して,印象を深める工夫も行っている。
 
 【観点2】教育の達成状況
学部は,技術分野配属学生が少ないため,昨年度は研究室からの学部卒業生はいなかった。また,昨年度大学院修了生は2名であったが,内1名は東京都の中学校技術の教員として正規採用され,もう1名は群馬県の工業高校の臨時教員として臨時採用され,それぞれ頑張っている。また,博士課程の学生は平成28年4月から私立大学の助教として採用され,教育および研究に頑張っている。
 

 研究指導
 【観点1】学部
  学部の研究指導ついては,現在,研究室所属の学部生はおらず,卒論指導等は行っていない。
 
 【観点2】大学院
臨床的な実践力という面からは,例えば学卒大学院生については修士論文の研究とは別に,工作教室などの教育現場で子どもたちと接する機会などを経験してもらい,臨床的な実践力の修得に努め,併せて定期的に専門的な研究指導を行った。
 

 その他の教育活動
自律型ロボット工作教室の企画・講師や,上越市少年少女発明クラブの実行委員長・講師等で子どもたちに対してものづくりの面白さ・楽しさを伝え,科学技術の理解の醸成に努めた。
 
 

<研究活動>
 
 研究成果の発表状況
  発】(1)平成27年11月:「小中学生を対象とした自律制御型ロボット教材の開発〜PIC 向けプログラミング環境の開発〜」日本産業技術教育学会第27回北陸支部大会
    (2)平成27年8月:「赤外線を用いたIOシステムの計測・制御分野への援用」日本産業技術教育学会第58回全国大会
    (3)平成27年8月:「低水準入出力の実行可能なWeb ブラウザベースのプログラミング実行環境」2015 PCカンファレンス(CIEC,コンピュータ利用教育学会)
  
 

<社会との連携>
 
 社会的活動状況
  (1)平成28年 3月20日 〜 平成28年 3月 21日: 上越地区自律型ロボット工作教室(上越地区自律型ロボット工作教室実行委員会)
  (2)平成27年 10月 29日〜 平成27年 12月 3日: 上越市少年少女発明クラブ(上越市教育委員会)