自己点検・評価の対象期間:
平成27年
04月
01日
~
平成28年
03月
31日
佐藤 人志
(特任准教授)
<教育活動>
その他の教育活動
- 教育実習期間中は、巡回指導教員として、初等教育実習生28名、中等教育実習生18名を担当した。全員の授業を参観し、その後、教育実習ルーブリックに基づいた指導を個別に実施した。また、教育実習期間中は、実習相談として18時から21時にかけて、輪番で実習生の相談に当たった。教育実習期間中に起こった実習生の交通事故対応に当たり、実習校・実習生・被害者・保険会社等の連絡調整に努めた。
- 学びのひろばの事務局副顧問を務めた。当日の教員の出欠状況に合わせて、臨機応変に対応した。特に、8月に行われた2泊3日の妙高活動では、各日最後のミーティングにおいては、学生に対して児童の安全確保の面で大切にしなければならない事項について指導したり、学生の努力の成果を具体的に紹介し賞賛したりした。
◎
特色ある点及び今後の検討課題等
- 教育実習は、学生にとって何よりの実習の場である。一方、受け入れる実習校においても、実習生が入ることによってこれまでの指導法等を見直すよい機会となっている。しかし、実習校の担当教諭が実習生に対して指導する時間がなかなか確保できない、という実情もある。こういった状況の中で、学生にとっても実習校にとっても、教育実習をより実りのあるものとして継続発展させていく必要がある。特任として採用されていることを認識、大学と実習校のパイプ役として、さらに努力していく。
- 学びのひろばに参加する子どもの姿や保護者の意見等から、この活動の意義を十分理解することができる。学生にとっては、子どもとの直接的な関わりをもつことにより、将来教員となったときに必ず生かされると考える。ただ、普段の学生の様子を見ていると、学びのひろばの準備にかける時間が多いことが気になる点である。
<研究活動>
研究成果の発表状況
発】(1)
平成27年
08月
04日:
☆小学校下学年部会指導,上越国語教育連絡協議会夏季研修会
(2)
平成27年
06月
12日:
☆小中一貫教育の成果と課題,Result and problem of the consistent education in the small,柏崎市立教育センター研修講座,hitoshis
(3)
平成27年
05月
18日:
☆上越市立稲田小学校NIEに関する授業実践(授業公開)
学会活動への参加状況
(1)
平成27年
12月
27日:
~
平成27年
12月
27日:
東京国語教育探究の会 第8回国語教育実践研究大会
(2)
平成27年
10月
06日:
~
平成27年
10月
06日:
日本教育大学協会北陸地区会
(3)
平成27年
06月
01日:
~
平成28年
05月
31日:
上越国語教育連絡協議会(上越国語教育連絡協議会)
<社会との連携>
◎社会への寄与等
専門教科の「国語」「生活科」「総合的な学習の時間」に関わる要請が多くあった。学校現場で蓄積したものをベースに、大学教員としての立場を生かしながら、ニーズに応えるように努めた。学力向上から考えると、学校での学びと家庭での学び(家庭学習)が、もっと連携して相乗効果を生み出すように、マネジメントしていく必要があることを伝えてきた。一人の学び手が、これからの社会を生き抜くために必要な資質や能力を、具体的にどんな場でどのように身に付けていくことができるのかについて考えていく必要性について、十分理解を得られたと考える。