自己点検評価の対象期間：
平成28年
04月
01日
～
平成29年
03月
31日
越 良子
（教授)
＜教育活動＞
授業
【観点１】教育内容・方法面での取組
子どもの学習活動や学級活動，人間関係について，現職院生は理論的理解を，学部生や学卒院生は実践的知識をも獲得できるよう，事例や研究報告などを用いて授業をおこなった。ジグソー法を援用したグループ学習発表を行わせた。
【観点２】学修成果の状況
レポートなどから教育と子どもに関する理解と知識が深まったことが示され，概ね教育目標は達成されたと考えられる。
研究指導
【観点１】学部
社会心理学の研究知見を現実場面に適用して理解すること，自身の関心を理論的に記述し，かつ，現実の問題解決の観点から考察することについて指導した。
【観点２】大学院（修士課程、専門職学位課程、博士課程）
自身の問題意識の理論的構成と先行知見の現実的理解を重視し，各自の研究の学会発表を勧め指導した。
◎
特色ある点及び今後の検討課題等
- 院生が研究を遂行するに当たって，彼らの経験や実感が新しい社会理論を用いた心理学の実証研究となるよう指導した。
＜研究活動＞
研究成果の発表状況
論】(1)
平成29年
03月：
学級における児童間の紐帯と学級コミュニティ感覚および信頼との関連,上越教育大学研究紀要,36巻,2号,
pp.329-336
学会活動への参加状況
(1)
平成25年
～
平成28年
12月
31日：
日本学校心理士会年報編集委員,
◎特色・強調点等
- 数年来取り組んでいる学級コミュニティ感覚に関する研究において，ネットワーク論の観点を取り入れ，コミュニティ感覚と学級内の人間関係の関わりについて検討した。学級が自主的・自律的であることを支える学級内人間関係について，示唆を得ることができた。
＜社会との連携＞
社会的活動状況
(1)
平成28年
08月
10日：
～
平成28年
08月
10日：
教員免許状更新講習講師
(2)
平成28年
05月
15日：
～
平成29年
05月
14日：
上越市謙信公アカデミー評議会評議員
(3)
平成24年
03月
～
平成29年
12月
31日：
日本学校心理士会新潟支部長