自己点検評価の対象期間：
平成28年
04月
01日
～
平成29年
03月
31日
伊達 文治
（教授)
＜教育活動＞
授業
【観点１】教育内容・方法面での取組
担当する全ての授業において，学生・院生の固定的数学観から文化的数学観への変容を図る工夫を盛り込み，その実践に取り組んだ。授業の中で学生・院生の記述や発表等の活動を重視した。
【観点２】学修成果の状況
学生・院生に固定的数学観から文化的数学観への変容という大きな成果をみることができた。このことは，授業における記述や授業後のレポートなどによって確認できる。
研究指導
【観点１】学部
教育実習におけるゼミ生の研究授業は全て参観し，事後の検討をゼミ生と共に行った。
【観点２】大学院（修士課程、専門職学位課程、博士課程）
修士論文を作成させるに当たって，課題意識を明確にさせ，実際学校に出向き，授業観察や調査を実施させ，事後の検討を重ねた。
その他の教育活動
- 教育実習受入校を訪問し，教育実習生の研究授業の指導を行った。
◎
特色ある点及び今後の検討課題等
- 特色ある点は「授業」や「研究指導」に述べた通りである。今後の課題は，今回のような文化的数学観への変容を図る実践を，わが国の学校数学全体にも反映させていくことである。これから，そのための方策を探求し，実践をさらに深めていきたい。
＜研究活動＞
研究成果の発表状況
論】(1)
平成29年
03月：
幾何や代数の区別のない数学の始原のところ－掛け算九九の指計算の方法と仕組みを探る－,上越数学教育研究,32号,
pp.11-18
学会活動への参加状況
(1)
平成28年
08月
03日：
～
平成28年
08月
05日：
全国算数・数学教育研究（岐阜）大会,
＜社会との連携＞
社会的活動状況
◎社会への寄与等
教員免許状更新講習「【選択】数学指導の改善に向けて（指導と教材開発）」において，県内の中高の数学教員を中心とする教育関係者に対し講習を行い，教員及び教員相互の研鑚に貢献することができた。成果はアンケートや認定試験の記述から確認できる。