自己点検評価の対象期間: 平成28年 04月 01日 ~ 平成29年 03月 31日

小川 佳宏 (准教授)
<教育活動>
授業
  【観点1】教育内容・方法面での取組
授業ごとにワークシートを配布し、基本的な物理概念の確認テストをピア・インストラクションの手法を用いて行った。また、授業の疑問点などを記入させ、授業の改善に務めるとともに,毎回自宅学習用の課題を与え,授業内容について理解を深めるようにした。少人数の授業では演習を模擬授業の形態で複数回行った。授業者の立場で演習を行うことで、理解度と将来教員となる意識の向上が期待される。さらに,物理学実験においては,課題解決型学習の手法に基づき授業を行うことで,学生の自主性やディスカッション能力の向上に努めた。 

研究指導
  【観点1】学部
小学校や中学校の理科の授業で取り上げられる,「振り子の運動」に着目し,身近で簡単な物理現象の中に,さまざまな物理法則や現象が関わっていることを実感させるような研究指導を行った。 

  【観点2】大学院(修士課程、専門職学位課程、博士課程)
光の波としての性質は高等学校で扱うのであるが,レーザー光を用いることで様々な光の波としての性質を観測できることを実感させるような研究指導を行った。 

その他の教育活動

<研究活動>
研究成果の発表状況
論】(1)  平成29年 03月: 「21世紀に求められる資質・能力」の「思考力」の育成ー振り子の運動教材を例としてー,上越教育大学研究紀要,36巻,2号, pp.549-553
共同研究(幼、小、中、高等学校及び特別支援学校教員との共同研究を含む)の実施状況
(1)半導体中の局在電子分極における局所電場効果に関する研究,代表者:三森康義,(東北大学)
学会活動への参加状況
(1)  平成29年 03月 17日: ~ 平成29年 03月 20日: 日本物理学会第72回年次大会(大阪大学),
(2)  平成28年 09月 13日: ~ 平成28年 09月 16日: 日本物理学会秋季大会(金沢大学),


<社会との連携>
◎社会への寄与等
理科教師の研修会における講師などを務め、特に物理学の啓発に努力した。