自己点検評価の対象期間：
平成28年
04月
01日
～
平成29年
03月
31日
上野 正人
（教授)
＜教育活動＞
授業
【観点１】教育内容・方法面での取組
実技が主である授業に於いて、個人レッスンを中心とした授業を行った。レッスンの中では各受講者の力量に応じた課題を課し、その学びの中で自らの成長を通して指導法を学べるように声がけをしながら指導を行った。成績評価に於いては、絶対評価よりも各個人の取り組みや成長度を勘案し総合的に評価を行った。
【観点２】学修成果の状況
2016年度は修了生はおらず、卒業生1人であった。卒業生1名は、富山県の教員採用試験に合格し、正規教員として勤めている。
その他の教育活動
- 新潟大学教育学部音楽科非常勤講師
- 上越教育大学附属中学校音楽科指導者
- 上越教育大学混声合唱団顧問
-
平成28年
04月
01日：
～
平成29年
03月
31日：
上越教育大学附属中学校研究協議会における指導者(上越教育大学附属中学校)
◎
特色ある点及び今後の検討課題等
- 実技指導を通して、自らの技量の向上だけではなく、それを通して指導法にも生かせるよう指導を行っている。限られた時間の中だが、より効率が上がるようさらに工夫が必要である。
- 研究課題に対して、積極的に専門の立場からアドヴァイスを行い、研究協議会へつないでいる。また、特設合唱部への指導を通して音楽をする喜びの涵養に努めた。
- 上越教育大学混声合唱団顧問として、活動の指導・助言を行った。今後は、さらなるレベル向上を目指して、直接指導を行う機会を設ける必要があると考えている。
＜研究活動＞
研究成果の発表状況
作】(1)
平成29年
03月：
～
平成29年
03月：
J.S.バッハ《ロ短調ミサ》バリトン独唱,
(2)
平成29年
03月：
～
平成29年
03月：
バッハアンサンブル富山第14回定期演奏会J.S.バッハ「ロ短調ミサ」,富山県民会館大ホール,
(3)
平成28年
11月：
～
平成28年
11月：
高田木曜会合唱団 第63回定期演奏会 指揮,
(4)
平成28年
11月：
～
平成28年
11月：
おりづる支援コンサート,上越市春日謙信交流館,
(5)
平成28年
10月：
～
平成28年
10月：
フレンドシップコンサート,見附市文化ホールアルカディア,
(6)
平成28年
09月：
～
平成28年
09月：
妙高市文化ホールワンコインコンサート,妙高市文化ホール,
◎特色・強調点等
- 研究演奏活動では、研究成果の発表とともに、小学校・中学校でのアウトリーチ活動があった。アウトリーチでは、普段生の演奏に接する機会の少ない児童生徒に、生演奏ならではのりなるの息づかいや迫力などを感じさせるとともに、そうした鑑賞の機会を提供することに大きな成果があったと考えている。また、社会教育・学校教育においては、口頭での説明だけではなく、より精度を高めた作品の実践的な分析のスライドを用いることによって、より理解度を高めることに成果を得たと考えている。
＜社会との連携＞
社会的活動状況
(1)
平成28年
04月
01日：
～
平成29年
03月
31日：
高田木曜会合唱団での指導(高田木曜会合唱団)
(2)
平成28年
04月
01日：
～
平成29年
03月
31日：
けやきの森ジュニア＆ユース合唱団での指導(公益財団法人妙高文化振興事業団)
(3)
平成28年
04月
01日：
～
平成29年
03月
31日：
新潟県音楽コンクール審査員実行委員(新潟日報社、その他)
◎社会への寄与等
合唱を含む歌唱を中心とした活動は、社会教育の一環としての生涯学習にきわめて有効であり、また大きなニーズを持っている。専門家としてこの分野に関わることは、そのニーズに応えることにつながり、また、研究の成果を地域に還元することで、地域の音楽教育、芸術文化向上へ大きく寄与することにつながっている。また、研究室に所属する院生や学部学生の参加することによって、学内では学ぶことのできない社会教育としての音楽を経験する大きな機会となっている。