上越教育大学大学院 修士課程 教育連携コース
上越教育大学

授業

カリキュラムの概要

 教育連携コースの専門科目は,大きく「社会・哲学系」「制度・経営系」「心理・発達系」の3系統に分類され,それぞれ,具体的な教育連携の設計と実践に関わる「連携デザイン科目」と,その基盤となる,学校教育や子どもの発達の全般にわたる幅広い知識を学ぶ「連携基盤科目」の2つのレベルによって構成されています。院生は,いずれか1つの系統を中心として履修しますが,3系統の科目を自由に受講できますので,できるだけ広い視野から考えられるよう推奨しています。

 さらに共通科目「現代社会と教育連携」(全学共通)では,各系統の基盤を持つ学生全員が,教育実践場面における多様な連携について幅広く学ぶことができます。

社会・哲学系

 連携基盤レベルでは,人間関係と教育関係の根本的理解に立ち,個人から学校,家庭,コミュニティにまで広がる社会環境全体の変容を見通し,海外の先進事例も取り入れながら,教育連携の在り方を考えます。連携デザインレベルでは,基盤レベルの知識にもとづき,学校教育と家庭やコミュニティの連携を推進するための当事者の立場や視点を解明しながら,子ども・教師・地域社会・企業などとの教育連携のプランと方法を提案します。

制度・経営系

 連携基盤レベルでは,制度・行政・経営等についての理論や概念を,特殊性を有する教育の領域にひきつけて捉え,全体を俯瞰しながら,教育現場をとりまく環境について深く理解します。連携デザインレベルでは,基盤レベルの知識にもとづき,学校・家庭・地域社会や,教職員・保護者・住民,中央―地方関係等,相互の関連のなかで行われている教育実践を見据えながら,全体のマネジメントについて追究します。

心理・発達系

 連携基盤レベルでは,乳幼児期から青年期に至る心理的発達の全体を見通しながら,子どもの認知・学習・対人関係の特徴について深く理解します。連携デザインレベルでは,基盤レベルの知識にもとづき,現在の発達段階の特徴と,その後の発達プロセスを見据えながら,教員間あるいは教員と保護者が連携しつつ,子どもの学習と成長をどのように支援するかについて追究します。

共通科目「現代社会と教育連携」

 共通科目「現代社会と教育連携」では,前半で子どもの成長発達について俯瞰的に理解するとともに,後半で現代社会の有り様を見据えながら,教師や学校が連携すべき様々な対象や要素についての理解を深め,その連携の要諦を説明できるようになることを目標とします。なおこの授業科目は,できるだけコース院生全員に受講するよう推奨しています。

開設授業科目(専門科目)

[社会・哲学系] 教育社会学特論
教育哲学特論
教育学研究法特論
教育学基礎理論演習
教育実地調査分析演習 I, II
[制度・経営系] 学年・学級経営特論
教育法制特論
教育政策特論
学校経営特論A(学校組織連携)
学校経営特論B(学校危機管理)
教育環境デザイン特論
[心理・発達系] 心理学特殊実験
教育実践評価法特論 I, II
教育心理学特論
発達心理学特論
動機づけと学習特論
授業の心理学特論
学校社会心理学特論
学級集団心理学特論
[学校心理士科目]
(他コース教員担当分)
生徒指導特論
学校教育相談特論
臨床心理学基礎論
発達障害学特論
学校カウンセリング演習
心理教育的アセスメント演習
[研究セミナー] 教育連携研究セミナー I, II

学校心理士カリキュラム

学校心理士の資格取得に必要な授業科目は,こちらから確認できます。

学校心理士 履修表

修士論文

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修士論文作成スケジュール