上越教育大学大学院 修士課程 教育連携コース
上越教育大学

特色

知りたいことはどんなこと?

教育連携コースのいろいろな特色を紹介します。
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教育連携コースの特色

院生生活の特色

その他

教育連携コースの特色

“教育連携コース”って何ですか?

教育連携コースには,一般の大学でいう「教育学」と「教育心理学」の教員が集まっており,「連携」というテーマを中心に,その基盤となる,現代の子どもと教育に関連する幅広い研究課題をカバーしています。院生のもつ多様な問題意識に柔軟に対応できるように,私たちは「専門志向より問題志向」という方針を掲げ,学問分野の垣根を超えて全員で院生の研究を支援する体制を整えています。

教育連携コースについてのさらに詳しい説明は,下記のリンクを参照してください。

参考リンク

教職大学院とどうちがうの?

 現在の学校現場で起きているさまざまな問題を対象とし,問題解決志向的に取り組むという点では,私たち教育連携コースの視点も教職大学院の視点も共通していますが,問題へのアプローチのしかたには大きなちがいがあります。

 私たち教育連携コースでは,解決すべき問題とじっくり向き合い,その背後にある原理やメカニズムを解明して,その成果を修士論文にまとめあげていきます。そうした問題のしくみや成り立ちをきちんと理解することが,将来,個別具体的な問題の解決に立ち向かうための大きな力になると考えるからです。

 それに対して教職大学院では,学校現場に長期的に入って,徹底した観察と分析を行い,個別具体的な支援プログラムを作成・実施していくことが活動の中心となります。

 一言でまとめるなら,教職大学院はあくまで実践者としての能力や技術を高めることに特化しているのに対して,私たち教育連携コースでは,ものごとの本質をとらえる研究者の眼と,具体的な問題解決を志す実践者の眼をバランスよく育てようとしている,ということができます。

道徳・生徒指導コースとどうちがうの?

 これはほんとうに難問です。道徳・生徒指導コースとは,これまで同じコース・科目群の中でいっしょにやってきましたし,教育上でも研究指導上でも,とくに区別をしてきませんでした。明確な違いを見いだすことは,おそらく不可能でしょう。

 しいていえば,道徳・生徒指導コースの方が,ターゲットとする研究領域がはっきりと限定されているとは,言えるかも知れません。しかし,たとえば道徳性や向社会的行動の発達は,教育連携コースの心理・発達系の専門分野でもありますし,生徒指導の問題を学級経営の課題として研究したいのであれば,教育連携コースの制度・経営系の専門分野にもなります。院生の研究課題をベースに考えると,けっこうどちらにもあてはまる場合が多いのが実際のところです。

 また,道徳・生徒指導コースの方が,どちらかといえばより実践に近い方向づけの研究が多い傾向にあると言えるかも知れませんが,これもまた個々の研究によって大きく異なりますので,一概にはいえません。

 これからコースを選択して受験しようとする方は迷われると思いますが,教員の研究分野やこれまでの修士論文を参考にしながら,じっくり考えてみてください。

教育連携コースではどんな修論研究ができますか?

 よく「このコースではどんな研究ができますか」という質問をいただきますが,教育連携コースでは,さまざまな「連携」・「協働」にかかわるテーマはもちろん,その基盤としての,現代の学校教育に関連する現象全般を研究対象として考えていますので,とくに「この領域の研究」という制限はまったくありません。

 実際これまでにも,じつに多彩なテーマで修論研究が行われてきました。その幅広さをイメージしていただくには,教育連携コースの教員が従来のコースでこれまで指導してきた修論テーマを見てもらうのがいちばんだと思います。

教育連携コース教員が指導した最近の修士論文

 ここに見られるように,多種多様なテーマの研究が生み出されています。とくに,教科の枠に収まらないテーマ,さらには学校という枠にも収まらないテーマに関しては,私たちの得意とする分野といえるでしょう。

 私たちは,院生のもつ問題意識を大切にしたいと考えています。ですので,「どんな研究ができますか」よりも,「こんな研究がしたいのですが」と言ってきてくれる方が話がしやすいと思います。限られた期間内に修士論文として完成させるため,ある程度の軌道修正を求めることはあるでしょうが,基本的にはできるだけ院生のもっている問題意識を生かす形で研究指導を進めていきます。

教育学も心理学も素人ですが,やっていけますか?

 本学は,創立当初から現職教員の再研修の場として,さまざまな専門性を持つ教員を受け入れてきました。とくに私たち教育連携コースの教員のゼミでは従来から,教員になってはじめて関心を持つようになった学校現場の問題を,研究課題として入学してくる院生が多いため,大学院ではじめて教育学や心理学にふれる,という人は珍しくありません。

 ですから,専門的基礎がなくても心配はいりません。大学院では,研究法に関してもしっかり学べるよう,授業科目も充実しています。

開設授業科目

入試までにどんな勉強をしたらいいでしょう?

 筆記試験に関しては,教員採用試験(教職教養)の教育学・教育心理学領域の知識レベルを目安としています。このほか,最近の教育事情・動向についても把握しておいてください。

 口述試験では,修士論文研究の内容についてお聞きします。その時点での問題意識や研究計画を,できる範囲で具体化しておいてください。

 入試についてのさらに詳しい説明は,下記のリンクを参照してください。

試験準備のポイント

受験する前に相談しに行ってもいいですか?

 入学後に指導を受けたい教員がいて,詳しい話を聞きたい場合は,遠慮なく研究室訪問に来てください。いつでも歓迎します。研究室訪問は,入試の際,有利にも不利にも一切なりません。メールでの質問・相談もお気軽にどうぞ。

 まだ指導を受けたい教員がはっきり決まっていない場合や,本学受験を決心していない場合でも,質問や相談にはできるだけ関係する教員が対応します。教育連携コースへの問い合わせ用アドレスまでメールしてください。

 なお,入試の約1ヵ月前から,とくに入試問題作成後は,不正を疑われないよう訪問(メールへの返信を含む)をお断りする場合がありますので,ご了承ください。

院生生活の特色

修論作成のスケジュールは?

 修論を完成するまでの間に,第1次構想発表(1年次11月),第2次構想発表(2年次5月),および中間発表(2年次10月)の3回の発表会で発表し,指導を受けます。

 2年次1月10日の修論提出後には,論文審査とともに口述試験(2年次1月下旬)があります。口述試験において不十分な点があれば,再試験になる場合もあります。論文審査および口述試験に合格すれば,修士論文発表会(2年次2月)で成果を発表します。

 修論作成に向けたコースの公式行事スケジュールについては,下記のリンクを参照してください。

参考リンク

ゼミってどうやって決まるの?

 教育連携コースでは,入学直後から約2週間の「研究室訪問」期間を設定しています。その期間にできるだけ多くの先生を回って,問題意識や研究計画について話してもらいます。またこの期間は,原則としてゼミも自由に見学することができます。

 その後,希望する指導教員を3人選び提出してもらいます。教員会議では,各教員の専門分野や指導院生数等を考慮しながら調整を行います。調整は原則として希望した3人の中で行い,最終的に所属ゼミを決定します。

 なお,教員の専門分野と院生の研究内容のマッチングの観点から,あるいは特定の教員に希望者が集中した場合には,例外的に,希望した3人以外の教員を教員会議として推薦する場合があり得ます。その場合は,希望した院生に個別に説明し,院生の意向を確認したうえで決定します。

 最終的に,4月末の履修登録期限に間に合うように,所属ゼミを決定します。ただし,その後もゼミの変更は可能です。ゼミ変更の手続きを含め,詳細については入学時のオリエンテーションで説明します。

ゼミでは何をするの?

 各研究室ごとに,だいたい週1回程度行われるゼミ(授業科目の正式名称は「研究セミナー」)は,院生生活の中心です。各自が自分の研究テーマについて論文や本をレポートにまとめて発表し,みんなで討論したり,研究計画や途中経過などを発表しあってお互いに意見を交換したりと,内容はさまざまです。学会や研究会等へ参加することもあります。

 また,構想発表会や中間発表会など,コース全体での修論関連行事も,このゼミの一環として位置づけられています。

大学院にも担任がいます

 本学では,担任制度は学部にしかありませんが,教育連携コースでは,学部と同様に,大学院でも各学年ごとに担任をおいています。担任は,コース全体の各種行事の準備・運営をお世話したり,教員と院生との間の連絡・調整をはかることを,主な仕事にしています。

 指導教員(正式には「専門セミナー担当教員」)と学年担任教員の2つの相談窓口があることで,院生のさまざまな相談や要望に対しても,柔軟に対応することができます。

学部生と協働する授業があります

 「実践場面分析演習」は,院生と学部生が合同で行う本学独自の授業です。教育連携コースは,道徳・生徒指導コースといっしょに(学部は生徒指導総合・学校心理といっしょです)授業を実施します。

 授業では,院生と学部生がチームを組んでさまざまな教育言説を調べ,批判的に検討して,自分たちの主張をまとめます。最後は発表会で活動の成果を発表してもらいます。

大学院で教員免許がとれます

 大学院に在籍しながら学部の教員養成カリキュラムを履修し,教員免許がとれるのが,教育職員免許取得プログラム(通称「免P」)です。免Pは臨床心理学コースを除く大学院修士課程各コースの大学院生が対象です。免Pを受講するには,入試と同日に行われる試験に合格する必要があります。

 免Pと教育連携コースの対応について,詳細は次のリンクを参照してください。

参考リンク

「学校心理士」って何ですか?

 「学校心理士」とは,児童生徒の心理だけでなく,学校現場や教育の諸事情にも詳しい,という特徴を持つ専門家の資格であり,その知見を生かして,児童生徒の学校生活をさまざまな面から支援する役割を担っています。大学院レベルで心理学を専門的に学んだ,現職教員やこれから教育関係の進路を希望する人,とくに教育相談の分野で活動しようと考えている人にとって,将来の活動の基盤となる資格といっていいでしょう。

 本学では,道徳・生徒指導コース,教育連携コース,臨床心理学コースの学生を対象としており,これまでにも数多くの修了生が学校心理士資格を取得し,新潟県はもとより全国各地で活躍しています。

 また,本学は学校心理士養成だけでなく,日本学校心理士会新潟支部の事務局として,学校心理士の活動を支えています。

 学校心理士について,詳しいことは次のリンクを参照してください。

参考リンク

 学校心理士については,入学後に,関係コースの学生に対してオリエンテーションを行います。

学校心理士の取得はたいへんですか?

 学校心理士の必要単位は,大学院の修了要件としてもカウントできますので,多少は授業が増えると思いますが,大幅に生活を圧迫するほどではないと思います。

 なお,学校心理士の資格取得には,単位取得だけでなく,実務経験やケースレポートも必要です。詳しくは,入学後のオリエンテーションで説明します。

参考リンク

その他

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〒943-8512 上越市山屋敷町1 上越教育大学 教育連携コース