1.入学時における「人間教育学セミナー」

多様な評価場面の設定

◎ 評価場面の充実

 プログラム内容に即して,「教職の意義」にかかわる認識の広がりと自己課題の発見を促すことのできる多様な「評価」場面を設定しています。

  • 講演,講義後,「教職の意義」にかかわる感想,考えを「自由記述シート」に書き貯め,クラスセミナーでメンバーと意見交流する。
  • 人間教育学セミナー「入学前と今の私」カード(PDF/177kb)指定読書後,内容の概要とそれに対する自分の考えをA4 2枚にまとめる。そして,クラスセミナーにて「5分間スピーチ」でそれを伝え合う場を設ける。その後,メンバーの共通点・相違点に着眼しながら「教育問題と教師の在り方」と題した「討論会」を行う。
    人間教育学セミナー「入学前と今の私」カード(PDF/177kb)
  • 「弁論発表会」で,自分の体験やこれまで学んできた内容を根拠に,教職に対する今の自分の考えを「私の目指す教師像」と題して記述し,4分間以内で発表する。また「弁論大会」では,各クラス代表の発表を自分の考えと比較しながら聴き合う。
弁論発表会の表彰場面

◎ 評価システムの試行

 自己の教職適正に対する省察と「教職の意義」にかかわる自己評価を実施できる,ポートフォリオ評価を開発・試行しています。

学びの軌跡を確認できる「ポートフォリオ評価」

  • 最終日に,『入学前と今の「私」』と題した評価カードを記述する。
  • 評価カードはクラス担当,プログラム担当が点検したあと,「教職キャリアファイル」に綴る。この「教職キャリアファイル」は,卒業時まで,更新しながら活用していく。