2.実習を支える授業基礎研究「教育実地研究」

授業基礎研究の強化

 主体的な研究を促すには,授業構想までの教材研究の手順の理解や,学習指導上のスキルの習得が先立って必要になります。本学では2年次後期から3年次前期に教育実地研究U(授業基礎研究)を位置づけていますが,その充実を図る必要がありました。そこで,下図のようにプログラムの改善を図りました。

 授業は,16名前後を1グループとした少人数指導です。授業づくりや発問構成では構想発表,話し方では自己紹介や朗読を一人一人が行う双方向性のある授業です。

 平成17年度からは,教育現場の現職教員を任期付きで3名准教授として採用しました。それによって,この授業は教育現場経験者ですべて展開することが可能となりました。