上越教育大学 教員養成GPプロジェクト

小学校英会話を支援する国際理解カリキュラムの開発研究

取組実績と課題

1.1年1組の授業案と授業ビデオ

1年1組 (授業者:伊藤 久)

1.ねらい

  • 「体の部位」、「数字」、「色」、「動物」の英語での言い方に習熟する。
  • 日本とアメリカの雪だるまの違いについて考える。
過程
(45分)
活動内容 形態 留意点
教師 児童
ウォームアップ
(5分)
1. 英語であいさつをする。 ・英語であいさつをする。 全体 ・「Good morning」等
2. 「体の部位」を口頭で確認する。 ・教師の指示した部位を英語で言う。 ・頭、肩、ひざ、つま先、目、耳、口、鼻
3.“Head shoulders knees and toes”の曲を流す(2回) ・曲に合わせて歌う。 ・CDを使用する。
導入
(15分)
4. 「数字」(1〜10)を提示する。“Seven Steps”の曲を流す(2回)。 ・数字(1〜10)を口頭で言う。
・曲に合わせて歌う。
全個 ・色付き数字マグネット
・CDを使用する。
5. 「色」を提示する。
・色付き数字マグネット
・カラーボールの色と数
・色付き数字マグネットの色、及び、カラーボールの色と数を口頭で言う。 全個 ・色付き数字マグネット
(赤・オレンジ・黄・緑・青・ピンク)
・カラーボール
(赤・青・黄・緑)
6. 虹の写真を提示する。
・虹の色の数
・色画用紙を提示する。
・虹の色の数を言う。
・色を順番に並べ替える。
・色を英語で言う。
グループ ・虹の写真
・色画用紙
・黒板使用
展開
(20分)
7. 「動物」を“What’s this?”で提示する。
・「部位・数・色」を確認
・提示された動物の名前、部位・数・色を英語で答える。 全体 ・犬のぬいぐるみ
・箱を使用
8. 他の動物を“What’s this?”で提示する。 ・提示された動物の名前、部位と色を英語で言う。 全体 ・犬、猫、象、ライオン、熊、カバ、ハムスター、ペンギン、ウサギ。
9. 児童に、どんな動物を飼っているか聞く。 ・動物を飼っている児童は答える。 全個 ・提示した動物を用いる
10. 児童が飼っている動物のランキングを行う。 ・飼っている児童は一旦立ち、皆で数えながら座る。 全体  
11. 児童に人気のある動物のランキングを行う。 ・好きな動物を決めて投票する。その数を皆で数える。 全個 ・表彰の形式
・投票用の紙と入れ物
12. 日本の雪だるまを“What’s this?”で提示する。 ・色を言う。 全体 ・箱を使用
13. アメリカのスノーマンを考えるよう指示する。 ・数人のグループになり、スノーマンを想像して描く。 グループ ・黒板使用
・タイムキーパー
・ホーン
14. 児童が描いたスノーマンと実物を比べる。 ・数を言う。
・鑑賞する。
・1位を決める。
全体 ・スノーマンのぬいぐるみと実物の写真
まとめ
(5分)
15.「体の部位」、「数」、「色」、「動物」の英語での言い方を再度口頭で確認する。 ・教師の指示に合わせて、英語で答える。 全体 ・時間測定用道具